▼京都 ★★★
(Kyoto)
版元:メビウスゲームズ
著者:Reiner Knizia
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メビウスゲームズさんの20周年企画のひとつとして製作されたReiner Knizia氏による作品「京都」
先日、兵庫の「トリックプレイ」さんにお邪魔した際にお持込みがあったのでプレイさせていただきました。

ゲームはクニツィア氏らしく非常にシンプル。
プレイヤーは手札となるタイルを1枚場にあるタイルにつなげていくだけです。
タイルを繋げたとき、「池」「岩」「植木」「紅葉」の4種類の絵柄のうち、同じ絵柄がつながったものについて、「配置したタイルを含まない」連結したタイルの数がそのまま点数となります。

また、各プレイヤーには公開情報として「得意の絵柄」が設定されており、 この得意絵柄は繋げると点数が1枚につき2点となります。

タイルを配置したら山札からタイルを1枚手札に補充(といっても常に1枚だけしか手札にはありませんが)します。これを繰り返して全てのタイルを使い切ったところでゲームが終了し、最も多く得点したプレイヤーの勝利です。

今回はトリックプレイにてお付き合いいただき4人でプレイ。

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私の得意絵柄は「池」
池のタイルは錦鯉が泳ぐ涼しげで綺麗なタイルです。恐らく4種類の絵柄は四季を表していて、彩が綺麗。 

配置するタイルには3~4種類の絵柄が描かれていて、もちろん得意絵柄が描かれていれば有利。加えて、配置時点でよく伸びている絵柄にも連結できるとベストな感じ。

しかし、そんな上手くはいくハズもなく。

4人居ると自分の手番に回ってくるまでに良い場所は結構埋められてしまっていたり、欲望のままタイルを置いてしまうと隣にトスすることになるので置けなかったりと、なかなか美味しい選択肢を素直にとらせてもらえませんw

当たり前ですが、妨害すれば自分の実入りは少なくなるので、妨害ばかりもしていられず。

私は自分の得意絵柄を含むタイルを結果的に100%引けたので大きく点数を穿つことなくコンスタントに稼ぐことができ、中盤まであまり点差が開かない展開から1歩いや、ほんの半歩くらいのリードをじわじわと積み重ねて点差を広げていく感じ。 

途中で、どうやら私の点数が他より多いということがバレるものの、最後まで点差をキープしてなんとか勝利することが出来ました。

きっと遠くからの来客ということで接待プレイですね(笑)


振り返って、ゲームのプレイ感としては非常に地味です。わびさびの世界とも言えなくもありませんが。
運要素も強め。悩ましさは存分にありますが、その悩ましさはクニツィア先生っぽくはなく。

悩みどころは「相手の広がりを抑える」「自分の点数をひたすら追及する」どちらで行くかのみで、妨害するくらいなら点を獲りに行って殴り合った方が大量得点の爽快感もありますし、戦略的にも強そう 。ただ、これをやってしまうとソロプレイ感が強く、地味な展開になりがち?

あと、毎回発生する点数計算が面倒くさいのもネック。これは回避しようがないので、得点計算用のチップを用意することをオススメします。

簡単で手軽でそれなりに悩ましくアートワークも綺麗なので、決して悪いゲームとは思いませんが、なんかこうワイワイやるようなゲームではなくて、囲碁将棋のように考えながら静かにプレイしてしまう作品です。ただ、フリークには物足りないかもしれないので、是非、ボードゲームの導入的場面で使って欲しいですね。 最善手を捜す楽しさは確実にあるので。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは :-)