▼ジュリエットと怪物 ★★★
(Julchen und die Monster)
版元:Casasola(/タチキタプリント)
著者: Marcel-Andre Casasola Merkle
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タチキタプリントさんの廉価カードゲームの第2弾。リトルエッセンでお目見えした「ジュリエットと怪物」
プレイする機会が数回あったのでご紹介。

ゲームはちょっとルールの多い「ババ抜き」といったところ。
各プレイヤーは2枚ずつ手札を持ってスタート。基本は、山札もしくは他のプレイヤーの手札から1枚を抜くだけ。 カードには1枚だけジュリエットのカードがあり、このジュリエットを最後まで持って山札となるカードが枯れるか、手札の同じ絵柄のモンスターを2枚消費した後、他のプレイヤーからジュリエットを引き当てれば勝利となります。

独特なのは、手札のカードの並び順にルールがあって、カードに描かれた数字をデコボコと並べてはいけません。必ず数字の大きいカードから小さいカードへ綺麗に並んでいなければNGです。このルールのお陰で、ジュリエットの居る位置がかなり絞られるんです。 

今回は、わにかわ、かにゃた、ヴァイス、私の4人でプレイ。

説明を受けるものの、全く内容が最初分からずw

とりあえず遊びますか~ということで開始。 
プレイしてみるとなんとも不思議なプレイ感。とりあえず何をして良いか分からないので山札からカードを取ったり他のプレイヤーからカードを取ったりを交互に繰り返すも、全く見当付かず。

そのうちヴァイスさんからジュリエットを引きシャッフル。ちなみにジュリエットと稲妻カードのどちらかを引いたときはカードをシャッフルします。シャッフルしてもカードの並び順のルールは生きているので、簡単な並べ変えという感じ。

間髪入れずヴァイスさんの手番でモンスターに襲われ、敢え無く私のジュリエット乙。すぐ終わりw 

あれ?なんか淡白?ジュリエットの場所分かり易すぎた??
なんとなく分かってきたのでワンモアゲーム。

これはかなりの心理戦です。並び順がある程度決まっているのでどこに山を持っていくかの読み合い。普通のババ抜きと違って、1枚カードを見られただけでジュリエットの位置が特定されてしまうこともあるので、単純に運任せでもなく良い感じ。

2戦目は、わにかわさんがジュリエットを持ったまま粘って、そのまま山が切れ、夜明けまでのカウントダウンが始まり、見事朝まで乗り切って勝利しました。こちらはそれなりに時間も遊べて満足。公称20分ですが、20分かかることもあれば5分で終わることもあるゲームです。

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----所感
カードの並び順にルールがあるのが肝です。これがなかなかドラマを生みます。
終わってみれば本当にババ抜きの進化版という感じですが、1ターン1ターン手に汗握る感じで進むので終わった後の満足感はババ抜きのそれとは比べ物にならない高さです。

その分疲れるかもしれませんが。

特筆すべきは、そのゲームの面白さよりも、1,000円でこのゲームを販売しているタチキタプリントさんの仕事の方だと思います。

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まだまだ薄いことは否めませんが、レンフィールドより格段にカードが良くなっておりフルカラー。パッケージもフルカラーで紙もよくなっています。 カウントダウンのボードも入っていて、これで1,000円。国産のゲームで考えれば本当に破格です。

これだけの価格で、これだけ遊べて、このクオリティなら大抵の方は大満足なのではないでしょうか?
個人的に欲を言えば、箱はもっと大きいほうが好みですが、これは好みなので問題外。通信販売でも送料込みで1,000円で提供するというのですから、いや、本当に素晴らしい。 

こういう前向きな試みが形になったものは、是非、沢山の方に手にとって貰いたいです。
利益も少ないでしょうし、その分売れたらいいなぁと。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは :-)