どうでもいい は なし

「調布のあな」のかんちょーこと、川口正志(本名プレイ)がお送りする
「どうでもいい話」or「どうでもいいは無し」
そんな毎日

2012年12月

今年のボドゲ面を振り返る

2012年総決算 その2となるのでしょうか?
今年も最終日ということで、現在、自宅会を行っている横でせっせと文章を書いております。

本当に今年は、ボードゲーム界隈でたくさんの出会いがありました。
この趣味に足を踏み入れてまだ2年目が終えない新参者ですが、たくさんの方に良くしていただきました。
まずは、この場を借りて皆様にお礼をしたいと思います。今年一年ありがとうございました。

さて、2012年総決算その2としまして、私の個人的な内容のみですが、今年のボードゲーム関連の5大ニュース(?)を挙げたいと思います。


【5位】
▼調布のあな1周年
おかげさまで、昨年の6月より開始した「調布のあな」も一周年を迎えることができました。
軽い身内会程度の人数しか集まらないだろうと考えて始めた第一回からたくさんの方にお越しいただき、ちょうど1周年辺りで70名を超える時期もありました。

本当にお越しいただけて感謝です。

今年は、一周年に加え、調布のあなで出会ったカップルの結婚の報告もあり、少しでも人の人生を豊かにするお手伝いが出来ているような(錯覚?)幸せな気分にもなれました。やっていて本当に良かった。

今後とも、出来うる限り続けたいと思っていますので、引き続きよろしくおねがいします。


【4位】
▼所持ゲーム300個超え
正直、去年のいまごろは300個なんて絶対に行かないと思っていました。
今年の購入数は以前こちらのブログでも記載しましたが、およそ240個。
もちろん、上には上がいらっしゃいますが、実に月20個ペースは自分的には予想外でした。

来年はかなりペースを落として行こうと思っていますが、おそらく450近くには行ってしまいそうではあります。
置く場所など問題は山積ですが、ひとつでも多くの楽しいゲームを調布のあなで皆様にプレイしていただくべく、少しずつでも増やしていければと思っています。


【3位】
▼ゲームマーケット2013秋に売り子参加
いままで購入者側でしかなかったゲームマーケットですが、ご縁があってjoeさんのところで売り子をやらせていただきました。
仕事が楽しかったことはもちろん、たくさんの方にお声掛けいただき、非常に充実した一日でした。
また、当日はオークションにも出品させていただき、いままでのゲームマーケットの中では一番「参加感」が強かったです。

でも、自分で出店したわけではないので、今度は自分で出展できたらいいなぁなどとも考えつつ。またご縁があればお手伝いに馳せ参じることが出来ればと思っています。


【2位】
▼JTBさんとEssen Spielツアーを企画
以前お仕事で一緒になり、現在は個人的にお酒を飲んだりさせていただいているJTBの方にお願いしてEssen Spielのツアーを組んでいただきました。

メビウスさんやテンデイズさんの店頭にチラシを置いていただいたり、メビウスママさんのご好意でブログで紹介していただいたり、更には、おのさんのTGWなどで紹介もしていただくなど、チラシの設置以外はお願いしたわけでもないなか、本当に色々していただいてありがたいなと。

残念ながら、最低催行人数に達しなかったため、ツアー自体は中止となってしまいましたが、また機会があれば、新しいことを提案していきたいと思います。

本当にありがとうございました。


【1位】
▼初めてのEssen Spiel
もちろん1位はこれです。
初のドイツ、初のEssen Spiel。

日本とはスケールの違う「ボードゲーム大国」との差を見せ付けられるとともに、そこにはキラキラと輝くゲームの山と、そのゲームに馳せる想いを胸いっぱいに詰めた人たちがひしめき合っていました。

正直、不安もたくさんありましたが、色々な方に現地でも良くしていただき、なんとか無事に「楽しい思い出」として自分の中に並べることが出来ました。
来年も、出来うる限り参加の方向で考えたいと思っています。


そんなこんなで、長くなりましたが、今年の自分の5大ニュース。
他にも色々とありますが、いづれも自分だけでは出来ることではなく、たくさんの方に助けられた……むしろ自分はなにもやっていないくらいお世話になったことばかりです。

今年は助けられた1年。来年は恩返しの1年になればいいなと。
そんな想いで、2012年を締めたいと思います。

今年1年、本当にありがとうございました。

とうとうツォルキンが100位圏内に【ツォルキン】

いつもツォルキンツォルキンと言っていますが、とうとうBoardGameGeekにて100位圏内に入りました!

▼BoardGameGeek
ツォルキンの紹介ページ

記念じゃないですが、ピックアップした記事を書こうかなと。

▼ツォルキン ★★★★★
(Tzolk'in: The Mayan Calendar)
版元:Czech Games Edition
作者:Simone Luciani & Daniele Tascini
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このゲームはマヤ文明を題材として、マヤ人の1年をシュミレートしたワーカープレイスメントおよび、リソースマネジメントゲームです。

プレイヤーは手番が回ってきたら「ギアにワーカーを置く」もしくは「ギアからワーカーを回収する」のどちらか一方をプレイするだけ。行動に関しては本当にこれしかありません。

5つあるギアの「歯」にはそれぞれアクションが設定されており、手番が一巡するとギアが1歯分移動し実行できるアクションが変わっていきます。つまり、置いてから手番が進めば進むほど(寝かすほど)良いアクションが得られる形です。

ただし、手番では必ずワーカーを「置く」か「取る」かしなければならず、パスが出来ないためワーカーを全部配置してしまえば、寝かすことなくいずれか最低1つは回収しなければなりません。要はどのタイミングで回収できるかを先読みして配置する必要が出てきます。

また、もちろん他のプレイヤーが置いた場所と同じ場所にはワーカーを置けない(同じギアの違う歯の場所はOK)ので、他のプレイヤーと適度な干渉もあり、このあたりも非常に悩ましいです。

目的は結局、3人居るマヤの神々にどれだけ「信仰心」を捧げられるかなので、勝つために何をすればよいか?という選択肢は多数あるものの、点数を獲得するための手段はかなり収束します。非常にまとまりのある終わり方をするので、この点もプレイ感さわやか。

ゲームの詳しいルールはざっくりで終わらせますが、とにかく「シンプルかつ、戦略とジレンマにまみれた絶品ゲーム」であることは間違いないです。

ただ、初めてプレイする際にはやっぱり「何をすればよいのか?」「何が重要なのか?」という点は解り辛いので、そのあたりを今日は書いていこうと思っています。

【注意すべき7項目】

▼その1 まずモニュメントを確認すべし
このゲームで最も得点が稼げる要素として「モニュメントの建設」があります。
モニュメントはゲーム中最大で6枚しか場に出ないため、最初からモニュメントの意図が明確であり、かつ、モニュメントで点数を稼ぐためには、極端に言えばゲーム初手番から計画的にモニュメントでの得点を狙ってプレイする必要が出てきます。
非常に重要なので、かならずモニュメントは確認しましょう。

個人的に強いと思うモニュメントは
「好きな宗教の信仰点が最後の決算でもう一度貰える」
「テクノロジーのMAXが3つ以上あると33点」
「ワーカーの人数により勝利点」

あたりです。
これらはどれも、点数を得られるとともに、条件をクリアすることで、プレイ自体が有利になる要素が含まれているためオススメです。

▼その2 初期資源タイルは手番順を考慮すべし
まず、必ず初期資源タイルの決定は、プレイ順を決めてから行ってください。本当にこれ重要です。
プレイ順によって、必要となるトウモロコシの数が決まってきます。もちろん後手番であればあるほどトウモロコシが必要になる場面が多くなるので、初期資源もその点を考慮しましょう。

▼その3 初期資源タイルの選び方で勝敗の3割は決まる
大げさかもしれませんが、そのくらい初期資源タイルの選択は重要です。
まず気にしてほしいのは「テクノロジー」です。テクノロジーが上昇するタイルは候補として考えましょう。
初期資源タイルには信仰が上がるものや、資源を得られるものなど色々ありますが、資源をいくら得てもテクノロジーの糧になることが多いです。
唯一クリスタルスカルだけは場合によっては持っていても良いかもしれませんが、テクノロジーがあるならそちらを優先すべきです。
次に、前述したように手番を考慮したトウモロコシ、その次に資源の順で考慮しましょう。
ワーカーを雇うタイルや、ワーカーの給料を1人無効にするタイルなど一見強そうなタイルもありますが、ワーカーを配置するためにトウモロコシが必要になる点を考えれば序盤はそこまで重要ではありません。
給料無効のタイルも、スタート時に要るかと言われれば微妙です。

▼その4 テクノロジーは出来るだけ初期にあげるべし
当たり前ですが、テクノロジーを発展させるのが早ければ早いほど多くの恩恵を受けられます。
逆に後半に上げたところで、最後に得点を若干伸ばす程度にしか使えません。初期資源タイルのテクノロジーが重要なのは同じ理由からです。

4ターン目に1つテクノロジーをMAXまでもっていける予定を立て、実行できれば非常に有利に展開できます。
上げるテクノロジーの優先度は「農業>資源=建物>貢物」です。資源と建物はケースバイケースですが、建物のテクノロジーの恩恵を受けたい場合、並行して資源が必要になるため資源のほうが先でしょうか。

もちろん、必ずしも全てMAXにする必要はありません。

▼その5 他のプレイヤーの資源をチェックすべし
他のプレイヤーが持っている資源、置いているワーカーの場所、トウモロコシの数を確認すれば、かなり先の手番まで何をしてくるか、何を狙っているか予測が可能です。
これは自分が実行したいアクションを阻害できるかどうかの確認にもなるので、自分のプレイ計画にも密接にかかわってきます。
他のプレイヤーの資源とワーカーの場所、トウモロコシの数は十分にチェックしましょう。

▼その6 ワーカーの抜き差しはなるべくまとめるべし
このゲームは手番にワーカーを「置く」か「取る」かどちらかしか出来ないため、何手番にも渡ってバラバラと置いたり抜いたりしているとアクションを実行できる回数が少なくなります。
確かに寝かせれば良いアクションを得られますが、果たして寝かせるほど効率の良いアクションなのか?という点も考えて、なるべくまとめて回収しましょう。

▼その7 アクションを遡るためのトウモロコシをケチるべからず
前述した「なるべくまとめる」という内容に付随して、回収をまとめるためにワザと実行したいアクションを超過して回収を遅らせることもアリだと思います。アクションを遡る際のトウモロコシをケチらず使いましょう。


細かいことは他にも色々ありますが、とりあえず7つです。

ゲームをプレイする上で重要なこと、見落としがちなことを書きました。
ここに書いた内容を心の片隅にでも置いておいて貰えれば、とりあえず点差をつけられて負けるようなことは無いと思います。

そんな感じで、是非より良い「ツォルキンライフ」をご堪能ください!

今日も非常に「どうでもいい話」でした。

ではでは


大掃除で拾い物?

もうすっかり年末と言うことで、会社も昨日で仕事納めだったわけなのですが、オフィスの大掃除を実施したところ「クルーズ」が廃棄処分に出されていたので回収しましたw

▼回収品
DSC_1097.jpg

キャリーバッグも廃品だったので一緒に回収!
Queenの大箱2箱くらい入るのでちょっとした持ち込みに役に立ちそう。

回収した「Cluedo」は、最近タカラトミーから出た新版を持っているので要らないっちゃ要らないのですが、一応。
これもトミー(当時)から出たものだと思うのですが、トミーのクレジットがどこにもなく「パーカーブラザーズ」のロゴのみ。はて?

内容物も確認して、全てそろっていることを確認しているので、とりあえず棚に並べておこうと思います。

なんにせよ、会社になぜCluedoがあるのか?という疑問があったのですが、携帯コンテンツとしてどうやら検討していたみたいです。(他社からの貰い物らしい)

Cluedo自体はまあ、価値なんてありませんがw
他にも結構、意外なところでボードゲームがアッサリ捨てられているかもしれませんので、アンテナ張って回収して見てはいかがでしょうか?もしかしたら希少なものがゴミ捨て場に……

そんなこんなで、本当に「どうでもいい話」でした。

ではでは


 

解り易さが一番かもね【ドラゴンズ】

引き続き、akiさんとの2人会。
最後に紹介するのは、前々回の頒布会ゲーム「ドラゴンズ」
以前、確かどこかのメーカーが「セブンドラゴン」というタイトルで輸入販売していたような?
というシロモノですが、未プレイだったのでやってみました。

▼ドラゴンズ(Seven Dragons) ★★☆
版元:AMIGO
作者:Andrew Looney
DSC_1083


システムは至ってシンプルで、まず山札からカードを1枚補充した後(必ず補充は先に!これ結構重要です)手札からカードを1枚プレイして同じ色のドラゴンをつなげていくというもの。

プレイヤーには、それぞれ別の「お題ドラゴン」が設定されていて、そのお題のドラゴンが7枚連続したら勝利となります。
つなげ方にもコツがあって、違う色のドラゴンを複数同時につなげるとボーナスとして手札が増えたりも。

カードにはドラゴン以外にも「お題を交換する」「手札を誰かと丸々交換する」など、アクションカードがあり、ドラゴンをプレイする代わりに使うことも可能。

このアクションカードが全て壊れていてかなり熱いw

終了直前でお題を交換させられてアッサリ負けたり、手札を全部交換させられたら使えるカードが本当になくて絶望したりw

物凄く解り易いシステムと、解り易い大どんでん返しでシンプルすぎるシステムに不安がありましたが、かなり楽しめました。

akiさんに至っては、既に紹介した2作品よりも気に入ったらしく、この日一番のお気に入りとなり、希望を叶える形で結局3回リピートプレイすることに。

ただ、正直言えば、軽いプレイ感で盛り上がりのあるゲームという意味では良いゲームですが、フリークには物足りないとは思います。

絵柄も綺麗なので、その点も良いですね。
是非、大人数でワイワイやりたいゲームです。

ちなみに3回とも私が勝ちました。空気読めずにごめんなさいw


そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは

これは2人がベストでは?【王宮の歩き方】

引き続き、akiさんと2人でのプチゲーム会でのプレイゲーム「王宮の歩き方」を紹介しようかと。

▼王宮の歩き方 ★★★
版元:操られ人形館
作者:?
DSC_1081


今年の秋のゲームマーケットにて「操られ人形館」さんより販売され、最近では「すごろくや」さんなどでも一般販売されている作品。

まずakiさん「絵がきれい」という感想。確かに絵がきれいで女性うけしそうなカード。
ゲームの内容はなかなか説明するのが難しいのですがw

基本は、4×3(2人だと3×3)に並べられた役職のカードをそれぞれの行の一番左の列から手番が来たら1枚取るだけ。
手番で獲得した役職カードは、同じ役職の右上に書かれた数字の合計が「好感度」となり、好感度の高い役職から準に並べられる。

また、取得可能なカードには「赤・青・黄」の3色いずれかのマーカーが置かれており、マーカーもカードと一緒に取得する。このマーカーの色と、役職カードの色が対になっており、ラウンド終了時にマーカーを同じ色の役職カードの上に乗せる。
マーカーの乗った役職の好感度が1位なら、乗っているマーカー1個につき3点、3位なら1点、それ以外のマーカーは個数分だけマイナス点になるというもの。

かなり説明端折っていますが、要はカードの色とマーカーの色がなるべく揃うように獲得し、且つ、マーカーを持っている色の役職を1番目もしくは3番目の好感度になるように調整する感じ。

欲しいカードとその上に載っている要らないマーカーのコラボレーションが基本展開されるため、いかに無駄なくそろえられるかを考える楽しさ、すなわちジレンマがあります。

他のプレイヤーの干渉度が非常に高いため、プレイヤー人数が多いと先読みが難しく、かなり複雑なゲームになりそうだなと。
その点、今回は図らずも2人プレイだったのですが、2人プレイは先の手が読みやすいため非常にアブストラクト色の強いゲームでした。
むしろ、このゲームは2人がベストかも?

購入された方は是非、2人ゲームもやってみてくださいませ。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは
 
調布のあな
次回の「調布のあな」は
8月15日(土)開催となります

詳細&参加表明はコチラ
↓↓↓
http://twipla.jp/events/154272
ただいま紹介期間中です



【調布のあなスケジュール】

・第55回:2015年 8月15日(土)

・第56回:2015年 9月 6日(日)

・第57回:2015年10月11日(日)

・第65回:2016年 4月 9日(土)

・第66回:2016年 5月14日(土)

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ギルティギア界のそらい館長であり、「調布のあな」のかんちょーです。今は監査のお仕事…でも人を楽しませる仕事にしか興味アリマセン!カピバラさんには超思い入れアリアリアリーデヴェルチ!最近すっかりボドゲ野郎、あとお酒があれば本望!知り合い及びorそらい館知っているという方はリプライ下さい~フォロー返します