どうでもいい は なし

「調布のあな」のかんちょーこと、川口正志(本名プレイ)がお送りする
「どうでもいい話」or「どうでもいいは無し」
そんな毎日

2013年09月

可愛い見た目に反し過酷な陣取り合戦【ナゲッツ】

▼ナゲッツ ★★★
(Nuggets)
版元:New Games Order, LLC.(Winning Moves)
著者:Christwart Conrad
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New Games Orderさんより、絶版だった「ナゲッツ」の日本語版が発売になりました。
金曜日にすごろくやさんに買い物に行ったばかりでしたが、土曜日の入荷の報を見かけて日曜日に再び買いに行くというガッツキっぷり(同時入荷のティンダハンも目当てのひとつでしたが)

ゲームは2人からということで、早速akiさんとプレイしてみました。

プレイヤーが出来ることは、任意の場所に柵を2本置くか、数字の書かれたチップを裏向きに1枚置くかのみ。
あらかじめ置かれた「ナゲッツ」(原作では「ナゲッツ」は「ゴールドナゲッツ=金塊」の意)を獲得すべく、エリアを柵で区切り、区切られたエリア内に数字のチップを置くことでエリアのシェアを奪い合います。

同一エリアに置かれたチップの合計数が多いプレイヤーが占有権を得て、そのエリアにあるナゲッツに書かれた得点を全て得ます。

エリアは「最低4マス」というルールがあり、この辺も悩みどころ。

ゲームは全てのチップと柵が置かれるか、全てのプレイヤーが「パス」を宣言したら終了。全てのエリアのナゲッツがどのプレイヤーの元に行くか決算し、合計点の多いプレイヤーの勝利となります。

今回は前述したように、akiさんと2人プレイ

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例のごとく、陣取りはいきなり悩ましいw

初手番akiさん。

aki「これは私の苦手な陣取りだね!♪」

と、ちょっと達観したように明るく苦笑いから始まるakiさん。はいその通り。私も陣取り苦手なので許してくださいw
案の定「わからない。どこに何を置いてよいかわからない」と唸り出す。確かに、自分で「陣」自体を作るというアイデアは斬新で、何が有利不利に働くか所見では全く想像がつきません。

とりあえずakiさんは一番得点の高いナゲッツの横にチップ設置……あざといw

ならばと私も!と、近くにチップを置くも、akiさん早速私のチップとの間に柵を置いて分断作戦w
よくわかってらっしゃる!!

これは侮れないと思い、得意(?)のいやらしい妨害作戦に計画を変更。いやらしく立ち回るのが好きすぎて、最近akiさんに「いやらしさ」が伝播していると専らの評判です。すいません。

akiさんがチップを置けば分断し、分断したのち、有利な場所にチップを最小限の枚数で効率よくナゲッツが獲得できるように配置していく。なんとなく上手く行っている予感。チップが裏向きなので確証は無いのですが、感覚としてイケてる予感(オカルト的な意味で)

最後はチップを置く意味がなくなったので2人ともパスで終了。

得点計算をしてみると、akiさん13点、私35点で結構な大勝ちをしてしまいました……akiさんの陣取り苦手意識に拍車をかけてしまいそうで申し訳ないです(汗)


手番で出来ることはシンプルですが、自分を有利にするため、もしくは相手を妨害するために柵を置こうとすると、その先を読まれて良いところにチップを置かれ、チップを置きに行けば妨害の憂き目に遭いw

どの選択も悩ましく、正解が見えず。最後に答え合わせ的に正解だったのかなんとなく分かるため、この瞬間が非常に楽しいゲームです。プレイ中は悩ましさに唸ってるだけw

前述もしましたが、獲るべき陣地を作る作業から始まるというのは斬新で、それをここまでコンパクトにまとめているのはかなりの良作な気がします。

まあ、ただ結構ガチな陣取りなので、私は初心者向けというよりはフリークがちょっとした時間調節に好んでプレイするゲームなんじゃないかな?と。もちろん初心者が楽しめないというわけではありませんが、なかなかリテラシーの無い方が勝つのは難しく、それでも、チップの数字が隠匿情報なので勝てることもあるかもしれませんが、勝った実感が得にくい勝ち方になるかもしれません。そういう意味で楽しさがこう、もやっとすることもありそう。ちょいハードル高し。

あ、でも4人で協力ゲーム(4人だと2対2のペア戦になります)は、初心者の方でも単純にワイワイ楽しめるかも?
今度試してみたいです。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

ゲーム会巡り その② びすとろもちゴリラゲーム会

サマンサ倶楽部ゲーム会は18時で終了。近くの居酒屋で延長戦と言う話もありましたが撤退し、友人のヨシミネさんが主宰するゲーム会へ。

兼ねてより覗いてみたかった「びすとろもちゴリラ」さんでの開催ということで、こちらも外せないなと。

■びすとろもちごりらゲーム会

五反田駅から徒歩10分ほどの場所にあるカレーレストランテ。
店主がボードゲーム好きということで、密かにゲーマーには有名な店「びすとろもちゴリラ」さん

▼店舗概観
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こちらは1時間くらい遅刻。既に着いた頃にはゲームが遊ばれていて、満席状態でした。かなりの盛況っぷり。
ここで遊んだゲームは3つと少な目ですが、お酒飲んだりご飯食べたり、喋っていたりであっという間でした。

▼それってアリ?
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サマンサ倶楽部さんからの流れだったので、持っているゲームも同じ。
ということで、またこれをw
以前、ウチでプレイした際にあまりのダイス運のなさに半泣きしていた あやのさんでしたが、今回も同じくダイス運は無いものの、キッチリ要所を押さえて1位でした。
決してダイス運ゲーでは無いということが証明され、益々オススメの作品として自分の中で確立された感じです。


▼キャット&チョコレート 学園編
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ちょっと趣の違うものを遊ぼうかなと。好き嫌いが分かれるゲームなので冒険でしたが、気に入ってもらえたようで良かったです。とりあえず、引きこもりの同級生を部屋から出すには「好きなあの子の"たて笛"」を差し出すと良いみたいですw


▼バルバロッサ
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ちょうどこの日、バルバロッサの日本語版が発売と言うことで、手に入りやすくなった記念に持ち歩いていました。気に入ったらちゃんと購入できる環境というのは素晴らしい。
これはかなりの盛況でやはり「鉄板のバルバロッサ」(何かのキャラクターみたいw)は健在のようです。
久しぶりにプレイしましたが私もとても楽しかったです。


▼ゲームの合間にキーマカレー
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参加費にはカレー代が含まれているということで、途中、キーマカレーをいただきました。これは美味しい。
ボードゲームと飲食との共存は結構難しいのですが、やはり両方をまったりと楽しめる環境は理想です。家の近くにあったら嬉しいお店だなと。

あっという間の4時間。
終わり際、店主に「時々Blog観てます」とか言われ恐縮です(汗)
本当に良いゲーム会でした。

たまに他所のゲーム会に行くととても刺激を受けます。
それぞれ工夫されていて、味があったり、気配りがあったり。

調布は最近あまり手を掛けられていないので、もうちょっと変化が必要だなと。
とりあえず、始まりと終わりの会くらいはちゃんとしようと思います。

また、次回の「調布のあな」は、10月5日と1週間後となりますので、こちらも是非よろしくお願いします。

▼詳細および参加表明はこちら
http://twipla.jp/events/62653

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。

ゲーム会巡り その①  サマンサ倶楽部ゲーム会

本日は、いつぐらいぶりだろう?というくらい久しぶりに「ゲーム会のはしご」をして来ました。

最近、新しいゲーム会にお邪魔していないな?ということと、お誘いもあったので欲張ってしまいましたが、結果的には非常に充実した1日でした。ゲームもいっぱいしましたw

■サマンサ倶楽部ゲーム会

放課後さいころ倶楽部の著者 中道裕大さんのツイートで、松戸でゲーム会があることを知り、人見知りを押し殺してお邪魔してきました。

▼ゲーム会の告知


ゲームのためなら柏にも遠征したことがあるので、まあ、松戸ならもっと近いし大丈夫だろう……なんて感じで軽く決めましたが、松戸って想像以上に行き易かったです。千代田線が常磐線直通で、代々木上原から乗り換えナシで1本。むしろ、北千住で乗り換えだと思って一旦降車してしまい、時間をロスしました。

▼サマンサ倶楽部概観
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サマンサ倶楽部は五反田駅北口(atre出口)を出て本当に2分歩くか歩かないかの場所にありました。この近さはかなりうらやましい。

中に入ると、ジャズバーのような内装の店内と元気の良いママさんがお出迎え。
このママさんがなんとも気風が良く気持ちいい。出会ったときから「かんちょー」と呼び捨てw
いいんです。元々肩書きみたいなあだ名ですし。呼び捨て上等。むしろ嬉しい。

余談ですが、「かんちょー」の由来を今日だけで3回訊かれました。
こういうコミュニケーションが生まれるのが良いので、そのまま使っています。決して小学生的な由来ではないですw

サマンサ倶楽部で遊んだゲームは6種類ほど。

▼リング ディング(ハルガリ リング)
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インストは何回かしたことがあったのですが、何気にプレイするのは初めて。
6人でワイワイ良いですね。全然勝てませんが、左右逆とか分かっていても間違えるところが中々難しく、面白かったです。思わぬところで積みゲー消化w

ここからは卓を1つ任された形になったため、持ち込みの軽めのゲームをいくつか
楽しくてすっかり写真を撮り忘れました(汗)

▼コロレット(10周年記念版)
殆どゲームをしたことがない方ばかりということだったので、とりあえずこれだろうとw
最初はコツが掴めずに悩んでいる面々でしたが、途中からはちゃんと理解されていて得点を稼いでいました。
ボロ負けですw

▼ヴァンパイア
クニツィア先生のヴァンパイア。カードとアクションの取捨選択がシンプルながら非常に悩ましいゲーム。
このゲームもプレイするたびに目に見えて全員得点が伸びていくので飲み込み早いなぁ~と。
これもぶっちぎりで最下位(ぉ

▼カッツェンジャマーブルース
同じくクニツィア先生のカッツェンジャマー。
そろそろ勝っておきたいと思いだしましたが、惜しくも2位。クニツィアジレンマとはとことん相性が悪いなとw

▼ラブレター
持込ではありませんが、会場にあったのでお借りしてプレイ。
やっぱり良く出来てますねこれ。時間もかからないし、感想戦含めてサクッと終わるので、初心者の方とゲームやる際には本当に良いなと。これは完全に経験の差でサックリ勝ちました。神懸かってました。

▼それってアリ?
持って行こうかちょっと悩みましたが、ユーロゲームたらん醍醐味を短時間で味わえる良作と判断し持ち込みました。これ広めても手に入らないから初心者の方に出し難いんですよね。
ここから中道さんも加わり、フェルトっぽいダイスの使い方を味わってもらうことに。(このゲームは比較的フェルトっぽくないのですがw)楽しいと言って貰えてなにより。結構どんな方にも鉄板で楽しんでもらえています。
このゲームが売れずにスピードワゴンで叩き売られていたなんて信じられませんね!

▼ラブレター再び
最後にラブレターを1セットだけ時間調整で行いました。今度は最後に姫を引かれて負け。最後の一枚が姫って強いなと、実例を体験して初めて気付きました(遅い)

こんなところで、3時間半(30分遅刻したので)あっと言う間に終了。非常に楽しかったです。

フリーク同士で卓を囲んで重いゲームをするのも楽しいですが、こうやって「ゲームを知ってもらう」というのも本当に楽しいなと。最後に一緒にプレイした方から「楽しかったです、ありがとうございます」と言われ、こちらこそお礼したいくらい嬉しかったです。

毎月開催しているとのことでしたので、また、お邪魔させていただければと思います。

ありがとうございました。

松戸のサマンサ倶楽部ゲーム会を18時に終え、次は五反田に。
最近、調布に良く来てくれて、自宅にもよく遊びに来る「ヨシミネさん」が主宰するゲーム会にお呼ばれしたので五反田の「びすとろもちゴリラ」へ行きました。

こちらについては、「その②」に続きます。


そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

積み上げていくゲームにハズレなし【カーサグランデ】

▼カーサグランデ ★★★☆
(Casa Grande)
版元:Ravensburger
著者:Günter Burkhardt
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先日、オリグチさんに自作の陣取りゲームを遊ばせてもらったので、こちらからも何か陣取り系がないかな?と棚から出したのがこの「カーサグランデ」

ゲームは簡単な陣取りで、まず必ずダイスを振って出た目だけ外周のマスを進みます。進んだ後、止まったマスから縦もしくは横に伸びたマスのいずれかに自分の色の建物をこれまた必ず置きます。建物を複数置いて、自分の建物だけで手持ちの「タイル」が乗せられる状態ならタイルを乗せて勝利点を貰います。

勝利点は置いたタイルのマスの数だけ獲得。タイルの上には再び誰でも建物を建てることができ階層が上がるごとに得られる勝利点も「階数×マス数」といった具合に上がっていきます。

いかに上の階層のシェアを奪って勝利点を稼ぐか?といったゲームです。

今回は、新平さん、オリグチさん、ヒリュウくん、私の4人でプレイ。

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ゲームが始まる前から目をキラキラさせて

「これが面白くないわけがない」

とはオリグチさんの談w

このゲームある程度ダイスの目をコントロールできる救済手段が用意されているのですが、あまり序盤で使ってしまうと、単純なダイス目勝負になってしまうので考えどころ。

しかし、早々に使い切った私は、暫くダイス運ゲーにw
でもそれなりにポジションを取れたので、案外と不利でもなく。

ヒリュウくんは、一箇所の建物を上に伸ばして行き、いつのまにか結構な高得点を得るように。本人曰く「狙ってなかった」とのことなので、結果的に得点が美味しくなっていた模様。

新平さんは1階を上手く広げて点数を稼いでいますが、やはりそこは1階なので得点効率は微妙。オリグチさんはまんべんなく陣取りをしていき、私は大きい陣地をひたすら狙うプレイ。

自由度が高いので、皆それぞれプレイの方針が違っていて面白いです。

しかし、戦略が違うと言っても、どこかで「置きたい場所」が被るので、終盤になるほど

「あーそこおきたかったのに!」
「そう簡単には渡しませんよ」

なんて会話が出てきてちょっと盛り上がります。

2階、3階で大き目の陣地を獲得した私は、反面、1階の陣地を殆ど持ってない状況。
点数的には恐らく勝っているものの、下層に陣地を持っているとボーナスポイント(ダイス目を操作するポイント)を獲得しやすいのですが、この恩恵を殆ど受けられず。また、高層階の4階以上の建物にも絡めず。

それでも、なるべく大きい陣地が敷けるように、うまく配置できたので終わってみれば点数効率が良かった模様。
90点獲得し1位で終われました。


メビウスさんの頒布会ゲームで、まだ手に入るゲームですが、なんとなく総合的に地味な印象があるためか?あまり最近は遊ばれていない様子。個人的には手軽でとても良いゲームだと思っています。

タイトルにもしましたが、積み上げていくゲームにハズレなし!ですw

もうちょっとプレイ人口が増えたらよいなぁ?と常々思っています。隠れた秀作です。


そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。



 

机の引き出しから過去と現在を行ったり来たり【レガシー 時の歯車】

▼レガシー 時の歯車 ★★★☆
(Legacy: Gears of Time)
版元:Floodgate Games
著者:Ben Harkins
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三鷹のテンデイズゲームズさんの姉妹店ということで店名は存じ上げていた熊本のゲームショップ「ゲームフィールド」さんが販売している(していた?)ゲームで、同店では初の購入ゲーム「レガシー 時の歯車」

プレイ時間が長めと聞いていたのでなかなか手が出ませんでしたが、無理やりw 新平さんとヒリュウくんに付き合ってもらいました。

このゲームとにかくルールブックが分かりづらい(汗)
これは和訳がどうのというわけではなく、どうやら原文から分かり辛い模様。たぶんちゃんとしたルールでプレイできたと思いますが、かなり危うい感じ。

内容としては、過去に干渉して技術を発展させ、干渉度(影響力)を競うというもの。
なんともアンモラルな響きですが、干渉と言っても技術の保全と発展に関与する内容なので、恐らくタイムトラベル法とかあっても大丈夫なハズw

ゲームは全部で4ラウンド、1ラウンドは4ターンで、1ターンで各自3アクション使って歴史に干渉していきます。

1アクションで出来ることは、(1)好きな時代への移動、(2)技術の発展、(3)歴史への干渉、(4)手札の補充とまあこれだけ。

大事なのは技術の発展で、これをしないと点数が入りません。
技術は、手札にある技術カードを場にプレイすることで発展させることができますが、プレイするためにはカードに書かれた枚数分の手札を捨てて、ストックの影響マーカーをカードの上に置く必要があります。
発展させた技術には勝利点となる数字が書かれていて、その技術カードに最も多くの影響マーカーを置いているプレイヤーが勝利点を獲得します。

ただし、技術はカードによっては基礎技術を必要とするものがあり、例えば「エンジン」を開発するためには「火」の発明と「歯車」の発明が既にされていなければなりません。
これら必要となる基礎技術が足りない場合は、開発は失敗となり、勝利点はもらえません。

また、基礎技術が作られていたとしても、その上に影響マーカーが1個も乗っていなければ技術は失われ、やはり開発は失敗に終わります。

この失敗条件と処理の方法がルールブックでは非常に分かり難いと。

開発が成功している状態のまま決算になれば、技術カードに書かれた勝利点が獲得できます。また、上位の技術開発が成功した場合、基礎技術に影響を与えているプレイヤーにも点数が加算されます。

決算は毎ラウンド行い、4回決算を終えた時点で最も得点の高いプレイヤーの勝利です。


今回は、新平さん、ヒリュウくん、私の3名でプレイ。

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ルールブックを読みながら初プレイというやつですが、もう説明が難しくて何度も挫折しそうになり……
でも2人が根気良く付き合ってくれたので、なんとか最低限のルールを把握した格好でゲームスタート。

やってみるとゲーム自体は至ってシンプルで、そんなに難しくなく。

最初はみんな基礎技術を一番古い時代にポンポンと建てて行きます。しかし、開発コストが手札のカードである「サンファン方式」なので、手札が常にカツカツw しかも手札の補充はラウンドの開始時に手札6枚まで約束されるものの、ラウンド中は1アクション使って1枚補充するのがやっと。カツカツ。

アクションもカツカツなので、カード補充もして良いものか悩みます。とはいえ、建てられるカードがなければ引かざる得ないわけで。そんな意味でも序盤は非常にサクサク。

私はとにかく手札を1ラウンドでうまく使い切ってラウンドはじめのカード補充を有益に利用する作戦。新平さんはどうやら大きな技術開発を狙っている模様。ヒリュウくんは基礎技術の影響を上げて得点をかなり稼ぎ始め……

気付くと私と新平さんは点数の開きがほぼない中、ヒリュウくんは20点以上先に。いつのまに?

どうやら、このゲームは大きな技術を1つ2つ開発してシェアを握るより、基礎技術を抑えておくほうが点数効率が良いようです。気付いたときにはとき既に遅しw

最終ラウンドは基礎技術含め、影響をばら撒いてなんとか点数を稼ぎ、差を縮めましたがそれでも10点差でフィニッシュ。修理1位を走ったヒリュウくんが逃げ切り勝利となるのでした。


始まる前はどうなるかと思いましたが、プレイは難しくなく、そして面白いです。
最初、技術開発の奪い合いからはじまり、途中で開発された技術への影響力の奪い合いへシフトしていくため、常に他のプレイヤーの動向を監視しながら、自分の得点源をどれだけ確保できるか計算する。そんなゲームかなと。

技術開発のツリーと相関する技術のロスト時の処理など面倒くさいと思いましたが、実際ゲームをプレイしてみると、発生する頻度も少なく、処理自体もやってみたらそこまで面倒くさくなかったです。

ルールと技術の相関関係がちゃんと分かったところでもう一度やりたくなる。そんなゲームでした。
リプレイ欲が出るのは良い傾向です。

余談ですが、このゲームカードの作りが非常に貧相です。ペラペラな感じ。

ゲームフィールドさんで専用スリーブをつけていたので「なんでだろう?」と思っていましたが、なるほど、必須とまでは言わないまでも、スリーブはあった方が良いですね。ハダカだと痛みが激しそう。
ちなみに私はスリーブ付きを買ったので快適に遊べています。本当に良いスリーブ。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 
調布のあな
次回の「調布のあな」は
8月15日(土)開催となります

詳細&参加表明はコチラ
↓↓↓
http://twipla.jp/events/154272
ただいま紹介期間中です



【調布のあなスケジュール】

・第55回:2015年 8月15日(土)

・第56回:2015年 9月 6日(日)

・第57回:2015年10月11日(日)

・第65回:2016年 4月 9日(土)

・第66回:2016年 5月14日(土)

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ギルティギア界のそらい館長であり、「調布のあな」のかんちょーです。今は監査のお仕事…でも人を楽しませる仕事にしか興味アリマセン!カピバラさんには超思い入れアリアリアリーデヴェルチ!最近すっかりボドゲ野郎、あとお酒があれば本望!知り合い及びorそらい館知っているという方はリプライ下さい~フォロー返します