どうでもいい は なし

「調布のあな」のかんちょーこと、川口正志(本名プレイ)がお送りする
「どうでもいい話」or「どうでもいいは無し」
そんな毎日

2014年12月

ディ スタウファーのはなし【Die Staufer】

▼ディ スタウファー ★★★★✩
(Die Staufer)
版元:Hans im Glück
著者:Andreas Steding
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神聖ローマ帝国の王として即位した貴族ホーエンシュタウファー家のフリードリヒ1世を題材とした本作「ディ スタウファー(シュタウファー)」※ディ(Die)は英語でいうところの「The」

フリードリヒ1世は優秀な人材を登用して国の安定を図った王として有名で、作品もこのエピソードをピックアップしたであろう「貴族」や「公使」のコマを各地方の役職に配することで統治権を競うエリアマジョリティ(地域占有率)を中心に進行するゲームとなっています。

ちなみに、このフリードリヒ1世は赤髪王「バルバロッサ」と呼ばれるボードゲーマーの間では馴染のある人物。シュタウファー家の納めるシュタウファー朝は109年続いたドイツで最も長い王朝らしく、そういう面でもドイツ人に馴染み深い歴史なのかもしれません。

盤上は6つの地域に分かれていて、これが可変式であるため、組み替えることで毎回違うプレイ感が味わえる仕様。ゲームは5ラウンドに渡って行われ、各ラウンドでは毎ラウンド固定で1地域を対象に行う決算と、盤面の状況を見て条件に合致した地域で行われる決算の2種類が用意され、各プレイヤーは見える目標と変わりゆく目標を読みながら点数を重ねて行きます。

決算では、指定された2或いは1地域で最も多く「公使」もしくは「貴族」のコマを置いていたプレイヤーから多くの得点を得ます。
この際、「貴族」は「公使2個分」として数えます。


色々考えることはありますが、このゲーム、自分の手番で出来ることは大きく分けてたった2つ
  1. 公使または貴族(あるいは両方)のコマを補充する
  2. 役職に就く
これだけです。もちろんそんな単純な話ではありませんが、大枠はこれだけ。

公使と貴族コマの補充は、5種類ある組合せ(公使+貴族や公使+公使、貴族のみなど)から1種類を選び補充します。補充時に補充するスペースに宝箱があればそれも一緒に獲得します。宝箱目当てで補充ゼロなんてことも一応あったり。 

ついでに説明すると、宝箱はコマ補充の際と、土地の役職に就く際に獲得できるもので、使い捨ての特殊能力があったり、勝利点につながるものや、2個集めると永続の特殊能力カードが貰えたりと、かなり強いアイテムです。
特に勝利点については、エリアマジョリティの得点と対なすほど、宝箱での得点は勝利を左右します。

役職に就くアクションは、エリアマジョリティや宝箱を獲得するためのアクション。
各地域3~5つの「役職」が用意されており、 その役職マスに公使か貴族を置くアクションです。

ただし「王の居る地域」から時計回りに数えて遠い地域の役職に就くほど「移動」のコストがかかり、また、役職に就くためにも別途コストが必要で、しかも、コストは他ならぬ「公使」や「貴族」そのもの。
「移動」の際は王のいる地域の左隣の地域から時計回りに目的の地域まで1つずつ消費(ボード上の各地域に捨てる)し、「役職」に就くためには指定された数だけ役職に就く地域から時計回りに1つずつ消費します。

移動だけでも公使と貴族のコマがカツカツになるのに、更に追い打ちをかけて「役職に就く」ためにも公使と貴族のコマが必要になるというわけです。

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この辺りまでルールブックを読みながらインストしましたが、インストする私も、インストを聞く他の4人も

「もう既に面白い!」

と絶賛です。

しかも、捨てられたコマ達は、ラウンド終了後に「王」が歩を進めた地域について手元に返ってきます。
王の歩みはゲーム開始時に完全公開。最初から王の歩みを計算に入れて、どの地域にコマをどのように捨て置いて役職を得るか?という部分まで考えて動く……そんなゲームデザインになっています。

なんという無駄のないシステム!
ここまでルールを読み上げて再度

「やっぱこれ絶対面白い!」

と声が挙がります。
実際に盤面を見ながらでないと想像に難いかもしれませんが、非常に美しいシステムデザインです。 

たくさんゲームをやっていると、たまに、ルールを読んだだけで「面白い」と確信できるゲームがあります。
システムに隙がなく、どのシステムがどのように機能して、どのアクションとどのアクションが相関関係にあるか?という部分が、テキストと盤面を確認することでスッと腑に落ちる感覚を味わえる……そんなゲーム。

正に、ディ スタウファーはそんな「腑に落ちる」ゲームで、久しぶりにルールブックを読みながらエキサイトしてしまいました。

エッセン新作でありながら、HIGということでメビウス便待ちを決め込み、エッセン会場では半ばスルー(アートワークが綺麗だなぁ~程度のチラ見)してしまった作品でしたが、お陰でひと足遅いこの年末に、今年1番をつきつけられ、嬉しいやら悔しいやら、もちろん嬉しいが8割越えではありますが、良い意味で複雑な気持ちにさせてくれた作品です。

もちろん、プレイ感も期待通り。「いわずもがな」というヤツです。

エリアマジョリティだけでは後半やることがなくなってくることも見越しているのでしょう、各プレイヤーには最終ラウンド終了時にどの地域にどれだけ役職を置いているかで得点する目標カードも用意され、最後までダレることなく、点数を伸ばすことに頭を巡らせることになります。

これだけ考えさせられるゲームにもかかわらず4~5人でプレイしても1時間程度で終わるのも素晴らしいの一言。また、なかなか説明がしづらいですが、アクションと手番順の決定プロセスも独特で非常に唸らされます。


敢えて残念な点を挙げるとすれば、得点ボードが謎の25点区切りでカウントし辛いことと、地域ボードの配色で類似する色が多く、紋章で視認しなければならない視認性の悪さの2点でしょうか?

しかし、ゲームの面白さに直結する部分ではないので些細なものです。


これだけ褒めてしまうのは非常に怖いことですが(合わない人は確実に居ると思うので)それでも褒めずには居られない。今年終わりに日本にやってきたこの傑作を是非、年末年始、プレイしていただきたいなぁと願っています。

そんな感じで、こんなベタ褒めめったにありませんが、まあ「どうでもいい話」でした。

ではでは :-)






 

第48回 調布のあな ご参加ありがとうございました!

昨日12月20日(土)は、第48回となる「調布のあな」を開催いたしました。

朝から体調も悪く、プリンターの調子も悪く(結果壊れたので修理に出しました)
もうバッタバタだったのですが、なんとか時間までに開くことができました!

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今回も、80名募集のなか、なんと!79名の方にご参加いただきました!
なんというドタキャンの少なさ!本当に助かります。ありがとうございます。

エッセンの新作を中心に、今回は重めのゲームがかなり立っていた印象です。
その影響か?プレイゲーム記録も少なめな気がします。

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開始一時間でこのくらい集まってます。凄い。

今回は、朝の集まりもよく、早めに卓が立っていました。
開始1時間で半数ほどの方にご来場いただき、「朝から居るとこんなにゲームが出来るんだ!」という感想も(笑)

10時からたっぷりとゲームが出来るのも調布のこだわりでございます。(たまに会場がとれずに13時開催もありますが……すいません)

今回は、集まりがよかった&いささんが受付してくれたので、私も「アクアスフィア」と「グラスロード」をやらせていただきました。満足!いつもノーゲームでフィニッシュなので満足!


終了後は前回から使っている近くの中華飯店で2次会。
ほぼ占拠。すいません占拠。

濃いゲーマートーク(主に「もっと買えるよ」「買っていいんだよ」トーク)が繰り広げられ、終わったあとも、マックに流れてしばらくゲーマーズトーク。

そして、そのままウチに4人ほど流れ着いたので、「マッシリア」だけインストして私はさっさとオフトゥンに包まれて寝るのでした。今回も濃密な時間ありがとうございました。 


次回は新年1月4日(日)開催となります。

60名定員のところ、54名の参加表明を既にいただいております。
また、募集方法が変わっておりますのでご注意ください。 

▼次回の概要はこちら
http://twipla.jp/events/125000


皆様、今年も本当にありがとうございました。
来年も是非「調布のあな」を引き続きご愛顧いただければ幸いです。

よろしくお願い申し上げます。


▼調布のあな関連Tweet

ゆるStream 第5回 かくちょーのあな.inc

12月7日(日)にUstreamにて「第5回 かくちょーのあな.inc」のライブ配信を行いました。
本当に「ゆるいUstream」です。略して「ゆるStream」とでも申しましょうか?(笑)

▼最新回視聴はこちら▼



▼過去の回はこちらから視聴できます▼


今回はパーソナリティーのかくてさんがお休みということで、ゲストとして「枯山水」のアートワークを手掛けた「ママダユースケさん」にお越しいただき、準レギュラー枠にはツォルキン会の主催らすくさんを迎え3人でお送りしています。

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いつもノープランでお届けしておりますが、今回は最初だけ「今年遊んだゲームで一番おもしろかったゲーム」というお題を直前にお願いして用意してきてもらいました。
あくまで「今年遊んだ」という括りなので、発売年を今年には限っていませんが、比較的新しいゲームが紹介できたかなと。

▼トークテーマ一覧(1.以外はノープラン進行)
  1. 今年遊んだなかで一番おもしろかったゲーム
  2. 枯山水アートワーク裏話
  3. メーカーロゴへのこだわり話
  4. その他 雑談

ライブ開始から11分くらい録画のみで配信できていなかったというハプニングあり、本人たちは楽しくやっていますが、視聴者の皆さまが楽しいのか分からない(笑) いつにも増してダラッダラな1時間40分ほどの映像ですが、もしよろしければ暇つぶしに是非。

また、Ustreamは2ヶ月くらい前から動画の保存期間が1ヶ月となってしまったため、アーカイブはYoutubeに移すことにしました。ライブ配信自体もYoutubeで出来そうなので、機能を確認したのち、移転できそうなら移転するかもしれません。よしなに。
 

次回はまた1月に予定しておりますので、日程が決まり次第お知らせいたします。 

また、番組に対する感想、ご意見、ご要望、イラストなどなど
もしございましたらお寄せいただければ、ご紹介や実現に向けた動きをしていきますので是非。


■ご感想、ご意見、ご要望はコチラまで

sorahoricあっとまーくhotmail.com
※あっとまーくを@に置換
※件名に「かくちょーのあな.inc」と入れていただけると助かります


そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした

ではでは :-)





 
調布のあな
次回の「調布のあな」は
8月15日(土)開催となります

詳細&参加表明はコチラ
↓↓↓
http://twipla.jp/events/154272
ただいま紹介期間中です



【調布のあなスケジュール】

・第55回:2015年 8月15日(土)

・第56回:2015年 9月 6日(日)

・第57回:2015年10月11日(日)

・第65回:2016年 4月 9日(土)

・第66回:2016年 5月14日(土)

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ギルティギア界のそらい館長であり、「調布のあな」のかんちょーです。今は監査のお仕事…でも人を楽しませる仕事にしか興味アリマセン!カピバラさんには超思い入れアリアリアリーデヴェルチ!最近すっかりボドゲ野郎、あとお酒があれば本望!知り合い及びorそらい館知っているという方はリプライ下さい~フォロー返します