▼キープクール ★★★
(Keep Cool)
版元:Spieltrieb
著者:Klaus Eisenack & Gerhard Petschel-Held
 IMGP3975

テーマは地球温暖化?
とっても怖い温暖化。

プレイヤーは「アメリカと友好国」とか「発展途上国」なんてくくりの連合を指揮して、それぞれに課せられた命題をクリアするゲーム。

目標はまず「保有する工場の数」があり、これは全プレイヤーオープンで提示。
もう1つの目標はカードが配られ、カードに書かれている2つの目標のうち1つをクリアする必要あり。
こちらは他のプレイヤーには非公開情報です。

ここまでルールを確認して、各連合、自分勝手に目標に向かって走るゲームかと思いきや、みんなの地球は工場によってとどんどん汚れて温暖化。地球がMAX暑くなると滅んで全員敗北となるため、多少は協調性を持って

「そろそろ地球がヤバイよね?」
「少し協力してエコに取り組もうか?」

なんて議題で話し合いを持たないと地球があぶないのです。

そんな地球会議に招集された各国連合の首脳は、発展途上国代表のヨシミネさん、中進国代表のスギさん、ヨーロッパ諸国代表のあやのさん、そして、アメリカとそのお友達国代表の私です。

IMGP3973

アメリカ
コウジョウタクサン
オカネタクサン
ムテキ
ポポ

という具合に初期から工場がふんだんに用意され、約束された収入のある私。
調子に乗って、ちょっと安いけど地球に優しくない工場をバンバン建てて拡大再生産。

しかし、工場を乱立したお陰で地球は温暖化が進み、超ド級の災害がアメリカを襲う。
潰れていく工場たち……

ヨシミネさんは、そんな温暖化を見越して、私やあやのさんに

「地球温暖化を緩和してあげるよ。その代わりカーボンチップ(お金の役割)をちょうだい」 

と交渉を持ちかけてくるも。

私、あやの「滅んだらヨシミネさんも負けじゃん?温暖化緩和するためにお金払う意味が解らない」

なんとも辛らつな発展途上国イジメ。そう、完全にイジメの構図。
しかし、そんな辛い過去を乗り越え、最初に目的を達成したのはヨシミネさんなのでした。
ハッピーエンドでよかったよかった。(笑)


すぐ無くなるお金(カーボンチップ)
しかし、お金がなければ災害に立ち向かえず、災害に屈すれば工場は減り、収入も減り、再び災害の餌食という構図があり、これを防ぐためには、適宜他のプレイヤーから借金するなど、交渉ごとが不可欠なこのゲーム。

交渉の相場は最後までよくわかりませんでしたが、利子として1チップでもプラスで返ってくるとかなり有利になりそうな感じ。難しくはない。

手番ごとにできることは簡単ですし非常にシンプルですが、交渉がメインなので合わない人は合わないかも?
また、交渉の内容がかなりゲームの内容を左右するため、 断っても断られても気まずい雰囲気にならないメンツでのプレイ を強くお勧めします。

私は非常に好きなタイプのゲームです。もう一度やりたいなと。


途上国 Keep cool! と彼は言う
     大国の 驕る心の 空まだ黒し


そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは :-)