今日は「ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師」です。

既に十数回はプレイしておりますが、先日「まんまる」にお邪魔した際に久しぶりにプレイしました。
思えば、初めてプレイしたのも「まんまる」でしたね。

▼ディヴィナーレ:倫敦の霊媒師 ★★★★
(Divinare)
版元:Asmodee
作者:Divinare
DSC_1170.jpg

このゲームは、プレイヤーが「霊媒師」となって、4種類あるカード「太陽」「茶殻」「水晶」「手相」が場に何枚あるかを当てるゲームです。

カードはそれぞれ「太陽」は12枚、「茶殻」は10枚、「水晶」は8枚、「手相」は6枚、合計36枚あり、まずゲームの最初にその中からランダムに12枚除外します。この12枚は何が除外されたかもちろん分かりません。

残った24枚を各プレイヤーに均等に分配しゲームスタートです。
今回は4人プレイだったので、各プレイヤー6枚でスタート。

まず行うことは、全員手札を確認しその内半分を右隣のプレイヤーへ渡します。これで初期手札の6枚に加え3枚、合計9枚の情報を得ることができます。

スタートプレイヤーから順番に、手札のカードを場にオープンし、カードの絵柄に対応したボード上にある自分のキャラクターのシンボルトークンを、「そのカードが場に何枚出るか予想」して、予想した数のマスに移動します。

移動はマストで、ひとつのマス(数字)には1プレイヤーしか入れません。

これを繰り返していき、手札が4枚になった時点と2枚になった時点で最初と同じように手札の半分を右隣に渡すドラフトが行われ、全てのプレイヤーが手札を全てオープンしたら1ラウンド終了、予想した数が的中していたら+3点、ニアピンで+1点、予想数が2以上離れていたら-1点の宝石を受け取ります。

外すとマイナスなので、キャラクタートークンを動かして予想をする際に予想放棄(初期位置へ戻す)ことも可能。
ただし、必ず移動させなくてはならないため、予め初期位置にトークンがあった場合は何かしらの数字のマスへ移動させなくてはなりません。この辺りが結構熱いw

これをプレイヤー人数分のラウンドを行い、終了した時点で得点が一番多い人の勝ち。

実はこのゲーム、ちょっとしたコツがあります。

「手相」もしくは「水晶」、要は数の少ないカードの情報をなるべく一人で抱えると非常に有利です。

数の多いカードはどうしても分散するため、情報が把握しきれません。
逆に数の小さいカードを常に握っていれば、そのカードの情報はもちろん、残りのカードの枚数も少しずつ見えてきます。

あとはあまり手広く予想をしないということでしょうか?
手広く予想すると当たったときのリターンは大きいですが、前述した戦法を誰かが行っていた場合、一番リスクの低い枚数の少ないカード予想についてあまり良い位置取りが出来ないので、非常に安定しません。

今回は、ちょっと冒険しすぎてプラスも抑えめ、普段なら取らないマイナスも-3点取ってしまい3位。残念。

あと、このゲーム同点の際の順位処理についてルールに記載がないので、私はハウスルールとして同点だった場合-1点の宝石が少ない方の勝ちを提案しています。
せっかく-1点のトークンがあるので、使わない手はないだろうとw

悩みどころあり、考えどころあり、アタック要素ありとお手軽な割に非常に良いゲームだと思います。
時間も30分程度で終わるのでオススメです。

是非、予想を的中させて立派な霊媒師になってください!

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは