先日の川口アナログゲーム交流会(ゲーム会ではなく、ゲーム交流会のようですすいません)にて、PANTAさんと客商売さん、私の3人で、さあ何をしようか?と考えあぐねていたところ、PANTAさんがワンパムとセベクを出して来たので、未プレイのセベクをリクエストさせていただきました。

▼セベク ★★★☆
(Sobek)
版元:GameWorks SàRL
著者:Bruno Cathala
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手番で出来ることは次の3つ

▼場に出ている素材もしくはキャラクターカードを得る
得点ボードの脇に並べられたカードを、下流(得点ボード0点の方向)から数えて4枚目以内のものを1枚得ます。
一番下流にあるカードを得るためにペナルティは要りませんが、2枚目~4枚目を取る際には取ったカードより下流にあるカードを引取り、各プレイヤーに配られる「壺」のタイルの下に入れます。
これは「賄賂」を使って有利なカードを得たという扱いで、引き取ったカードは使った賄賂の数を表します。

▼手札の素材カードを場にプレイする
手札に同じ素材カードが3枚以上あれば、場に出すことができます。この場に出されたカードが即ち勝利点に繋がります。
カードにはスカラベが描かれているものがあり、場にプレイしたカードに描かれているスカラベの数×同種のカードの枚数がラウンド終了時に得点となります。

▼手札のキャラクターカードをプレイする
「場に並べられた好きなカードを賄賂なしで取ることができる」とか「他のプレイヤーの手札を6枚になるまで賄賂として捨てさせる」など、様々な能力を持つキャラクターカードを1枚プレイすることができます。

場に並べられたカードは全てなくなると山札から補充され、山札が無くなったらそこで1ラウンド終了。
ラウンド終了時に決算が始まるのですが、ここで賄賂となったカードを一番持っているプレイヤーは、得点が多ければ多いほどごっそりとマイナス点も貰ってしまうのですw

これを3ラウンド行って一番得点の高いプレイヤー、もしくは100点をいち早く超えたプレイヤーが勝利。

1ラウンド目、私はガッツリ欲を出して、賄賂構わずに得点効率の高いカードをせっせと集めて高得点を獲得するも、賄賂のお蔭で殆ど他のプレイヤーと点差の無い結果に。

私「え?こんなに賄賂で点数持って行かれるの?ww」

PANTAさん「このゲームは賄賂をしてはいけないよってゲームです(笑)」

2ラウンド目は賄賂が怖くて地味に立ち回るも、点数も地味に終わってしまい一気に最下位へ。

うーん、これはイカン!と3ラウンド目はバランスよく賄賂を取ったり避けたりして(上手く立ち回ったつもりで)途中まで良い感じでしたが、終わってみれば再び賄賂ナンバーワンの意次くんとなっており、結局ダントツの最下位w

欲に負けてしまう私はこのゲーム凄く苦手なのでは?w

そんな感じで圧倒的に負けてしまったのですが、これは非常に面白いです。あまりプレイされていないのが非常に不思議!

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簡単なセットコレクションなのですが、賄賂のスパイス(効きすぎている気もしますがw)と、終盤のいつ終わってもおかしくないサドンデス環境での探り合い、手番の使い方のジレンマなど、非常に考えどころも多くて、その思考時間が非常に楽しいゲームでした。

帰宅後即ポチりました。ポチラーの鑑w

難点は、賄賂のお蔭で得点感が非常に大雑把なところでしょうか?
これもこのゲームの味なので私は好きですが、あまり一生懸命やりすぎると理不尽に感じるかも知れません。

気軽にお楽しみください。

そんなこんなで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。