昨日、いよいよ「ドイツ年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)」のノミネート作品が発表になり、TLもその話題で賑わっていますね。
なにはともあれ、その内容を確認する前に、先日配信されたテンデイズTVをご覧になることをオススメします



観ましたか?
観ましたね?

それでは、ノミネート作品のおさらいです。

年間ゲーム大賞(Spiel des Jahres)ノミネート作品

▼Qwixx
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ダイスを使ったストリームスのようなゲームとのこと。国内流通なし。
バネストさんのつぶやきに登場しており、近々国内流通するのでしょうか?ノミネートの中では最有力候補なのではないかと予想。
 
ホビージャパン社より販売中。ビンゴのようなゲームとのこと。
確かに日本国内でも人気があり、一時期品切れ状態が続いていましたね。ゲーム会では結構見かけます。
去年のキングダムビルダーの例もあるので、大箱補正でこちらも有力?
 
世界の七不思議で有名なフランスのデザイナー「A・ボザ」作の協力ゲーム。空気を読む力が試される。小箱のカードゲーム故に大賞は難しいのではないか?と専らの噂。このゲームが大賞を取れば意外性はあるものの、大穴感は否めないかなと。


テンデイズTV、タナカマさんとシミーズさん驚異の的中率ですね(汗)
ちなみに、私は「エスケープ」と「秦」「ゆらゆら海賊船」辺りを推していましたが、全て外しましたw

▼ノミネートに届かなかった年間ゲーム大賞推薦作品

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メビウス頒布会で入手した「ゆらゆら海賊船」、昨年のエッセンで評判が良かったようなのでノミネートあるかと思いましたが届かず残念。

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国内流通がやっと始まったロンド。先日プレイしましたが、確かにコチラの方が秦よりカジュアルで一般受けしそうです。

▼Yay!
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「カロ」がノミネートするんじゃ?なんて予想もありましたが、同じノリスで推薦されたのはコチラでした。日本未流通。

▼ラ・ボカ(La Boca)
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ブラント夫妻が恐らく年間ゲーム大賞を狙って投入してきたであろう本作。プレイ感がややモッサリしている故か推薦止まり。

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最有力候補かと思っていたのですがノミネートに届かず。目新しさはあるものの、ゲームとしてはまとまり感に欠けた印象。

▼Mixtour
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将棋を連想させる見た目ですが、どのようなゲームなんでしょうね?日本未流通。
 
▼Hand aufs Herz
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パーティーゲームと書かれていますが、日本未流通のため詳細わからず。


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どこのゲーム会でもよく見かけるディビナーレ。ドラフトのあるメンバーズオンリーといったシステムと、洗練されたアートワークで日本でも人気。
 
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十二季節の魔法使い並みにシール張りが大変であると評判のリベルタリア。シール貼りさえなければもっと知名度は上がったのかもしれないですね。

どちらかと言うと、こちらの推薦の枠に馴染のあるものが多いですね。
国内流通しているものは、どれも遊んで損の無いものばかりかと。

次に、エキスパート部門について

年間エキスパートゲーム大賞(Kennerspiel des Jahres)ノミネート作品

▼アンドールの伝説(Die Legenden von Andor)
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アークライトから日本語版が予定されている、アスドール・フランス年間ゲーム大賞受賞作。特殊能力を使って襲い来る敵を倒す協力ゲーム?なんですかね?「協力ゲーム」というキーワードに準じて大賞狙えるか?
 
クラマーの最後のチャンスかもしれないカッラーラもノミネート。得点・お金・資源と全てに於いて獲得するタイミングが悩ましい作品。そして、悩ましく重量感のあるゲームの割に比較的短時間で終わるサクサク感。恐らく大本命。
 
▼ブルージュ(Brugge)
フェルトが今期発表した3作中、唯一日本未流通。公称プレイ時間60分。リアルト同様、フェルトにしては軽め?言語依存があるとのことなので、どこか日本語版を作ってくれないだろうか?と期待。

これまたテンデイズTVが(以下略)
「予想師」おそるべしw

▼ノミネートに届かなかった年間エキスパートゲーム大賞推薦作品

▼テラミスティカ(Terra Mystica
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世界中で高評価。既存のシステムの寄せ集めた感はあるが、あれだけ盛り込んでスッキリまとめているところが凄い。リプレイ欲の高いゲームだが、いかんせんプレイ時間が長すぎた模様。

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毎日ツォルキンツォルキン言っているワタクシですが、この位置は本当に残念。ドイツゲーム大賞に期待することにしますw

エキスパートの推薦はわずか2作品なんですね。「ボラボラ」も「蟻の国」も「キーフラワー」も入りませんでした。
それにしても、ツォルキン……年間ゲーム大賞の範疇を超えるという理由らしいですが、そうなると、なんともエキスパート部門が中途半端な位置付けですね(汗)残念。

そして、最後に一応キッズ部門も。こちらはノミネート作品のみ紹介。

年間キッズゲーム大賞(Kinderspiel des Jahres)ノミネート

4枚のタイルをずらして行って動物(?)を作る簡単なゲームですが、効率よく動物を作るためには意外と考えることも多い作品。子供と一緒に楽しめて良いかと。
 
▼お姫様を助けるのは誰だ(Der verzauberte Turm)
「黒○○ 危機一髪」のようなギミックと、磁石を使ったカギ探しのギミックが秀逸なので、大人も楽しい、もちろん子供も楽しい作品。大賞候補なんじゃないかと思っています。
 
▼Gold am Orinoko
全くノーマークなうえに、何の情報もないので何とも言えないのですがw
HABA社って意外にノミネートまで来るのは珍しい?

なんか、この部門のノミネートゲームを一番持っています。と言っても2つですがw
「お姫様を助けるのは誰!」は良いキッズゲームだと思うので、ぜひ対象をとって欲しいです。

そんな感じで、長々とご紹介だけしてみました。

大賞予想は「アウグストゥス」「アンドールの伝説」「お姫様を助けるのは誰だ」の3つ!と公言してみて、今度こそ当たるように願いを込めて発表を待ちたいと思います。

今日もいつもどおり「どうでもいい話」でした。

ではでは。