▼ウッドチャック ★★★
(Das grobe Kullern)
版元:Ravensburger
著者:Jens-Peter Schliemann & Bernhard Weber
IMGP2046.jpg


クマたちの山登りレースゲーム。

手番が来たら、ベアリング(岩)を3つ持ち、山頂にある穴から好きな穴を選んで投入します。
この山頂のギミックが良くできていて、同じ穴に入れてもベアリングが出てきたり出て来なかったり。
3個のうち出てきたベアリングの数をカウントし、基本その数分だけ自分の色のクマを進めます。

もし、自分のクマにベアリングがぶつかって溜まっていた場合、ベアリングが出てきた個数+溜まっている個数分だけマス目を進めます。ただし、同じクマにベアリングが4つ溜まってしまうとクマはベアリングを支えられなくなり元居たマスより下のマスで、石の描かれたマスまで落ちてしまいます。

また、各プレイヤーいずれかのクマがラッパのマークのせいろ……マスを通過すると、ボーナスタイム(?)として山頂のギミックが開放され、それまでに溜まっていたベアリングが一斉に放出されます。よくできてます。

これらを繰り返し、自分のクマ2つとも一番最初に山頂へと導いたプレイヤーの勝利です。

このゲームは本当にギミックが良いです
IMGP2043.jpg


今回はakiさんと2人プレイだったので、1人2色を請け負って、3頭クマを山頂まで持って行けば良い正規バリアントルールを採用。

最初は特に何の問題もなく、ベアリング運にも恵まれ毎回2マスずつくらいお互いに進んでいましたが、ラッパのマークを通り過ぎると状況が一変。山頂から降り注ぐベアリングがクマたちに直撃し沈む私のクマ。
すぐに石のマスがあったので被害は少ないものの、クマに溜め置いていたベアリングが解放されてしまいジリ貧。

なるほど、これは嫌らしい!やってみるか!と、私も3個ベアリングが溜まっているakiさんのクマ狙って投下するも、こういう時に限ってベアリングが1個しか落ちない&狙ったところに落ちない。

とりあえず、2人ともよぽど下のクマにベアリングが溜まっていない限り1頭のクマに集中してゴールを目指す形で集中。基本的にはakiさんのクマが山頂に常に近い位置に居ましたが、後から登る特権として、クマの居るマス目は移動するマス目として数えずに飛ばして良いというルールの下、私のクマが上手くすり抜けて3頭先にゴールし勝利するのでした。

ちょっと処理が煩雑な場面もありますが、基本的には解りやすくて、手番のアクションが楽しい良いゲームだなと。子供にはちょっと難しいゲームかと思いましたが、先日、小学校へ持っていったところ非常に好評でした。
見た目も良くて目を引いていたというのもありますが、特に女の子の食いつきが良かった印象です。

大人がプレイしても非常に面白いとおもいますが、この手の軽さのゲームにしては若干プレイ時間が長く、単調な面は否めないかもしれません。
でも良いゲームですよ。子供と一緒に遊ぶには最適なゲームです。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。