▼ごきぶりキッチン ★★☆
(Kakerlakak)
版元:Ravensburger
著者:Peter-Paul Joopen
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ゴキブリを題材としたゲームは数あれど、実際に動かしてしまったゲームはそうそうないわけでw
メビウス便で届いた「ごきぶりキッチン」は、そんなありそうでなかった動くゴキブリゲーム。

ボードは箱をそのまま使う形になっていて、ボード上の四隅のボックスいずれか1つを1人が担当。
フォーク、ナイフ、スプーンの3種類の壁を上手く回して道を作り、動くゴキブリを自分の担当するボックスに入れれば得点。最初に5点獲得したプレイヤーの勝利です。

各プレイヤーがすることは、手番が来たらダイスを振って、ダイスの出目に描かれている「ナイフ」「フォーク」「スプーン」いずれかを90度回します。これで道が出来るわけです。
「?」が出たら何を回してもOK

ルールはたったこれだけ。
いいんです!ごきぶりの動きが面白いので、いいんです!w

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とりあえず、ボードを4人で囲って
中央で壁に向かってカサカサしているゴキブリの動きを見て楽しみますw

「いやーすごいね」

という半笑が交じった感嘆を口にしてスタート。
手番ではダイスを振って一ヵ所回転させるだけですが、なんせゴキブリが常に動いているのでどこを回せばよいか悩ましいところ。

絶対に自分有利な動かし方はなく、ゴキブリが予想外に逆方向に行ってしまえば、良いトスになってしまうため上手く誘導するのは非常に難しい……

ただ、あまり手番で時間を費やすとゴキブリの動きを様子見る形になってしまうので、直感的にすばやくアクションをするようにルールブックにも書いてあるため、周りにも促す。
そうするとなんとも慌しいゲームにw

結局、上手くゴキブリを誘い込めずに大負け。勝ち方が本当にわからないゲームでしたw


非常に大味w

ゲームとして面白いか?と言われれば間違いなく「面白い」んですが、システムとしてよく出来ているか?と言われれば「正直微妙」といわざる得ません。

しかし、その大味なシステムを補ってあまるくらいゴキブリの動きが秀逸ですw

このゴキブリが単体で売っていないのか?と本気で思いましたが、メビウスママさんより情報を貰い、単体で売っていることを知りました。結構有名?なのかな??

ちょっとゴキブリだけ大量に仕入れて走らせたいです。
そんな気にさせるゲームでした。

子供には受けそうなので、お子様の居るご家庭では重宝するかもしれません。題材がゴキブリな点を除けばw

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。