▼ハイブ ★★★
(Hive)
著者:John Yianni
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先日の調布のあなで、ちょっと空いた時間に新平さんが薦めてくれた「ハイブ」をプレイ。
前々から新平さんがお気に入りで誘われていたものの、なかなか時間が合わずプレイできていませんでした。

ゲームは2人用。六角形の重量感あるタイルを使い、相手の女王蜂の6方を囲うことが出来れば勝利です。
囲うタイルは自分のタイルでも相手のタイルを使っても構いません。囲いさえすれば勝ちです。

ボードも何も無く、初手番のプレイヤーが何も無いところに任意のタイルを置くところからスタート。女王蜂のタイルは双方4枚目までに出さなければなりません。
女王蜂のほかにも、バッタやクワガタ、クモ、蟻など色々な虫が描かれており、全て独自の移動方法を持っています。女王蜂を場に出すことで虫たちは移動することが出来るようになりますが、移動したことでいずれかのタイルが孤立、あるいは分断されるような動かし方はできません。

プレイヤーはお互いに、自分の色のタイルのみに面する場所へ虫のタイルを新しく置くか、置いてあるタイルを動かすかどちらかを1回行って手番は終了。これを繰り返して、前述したように相手の女王蜂を囲った方の勝利です。

本当に、簡単な将棋のようなゲーム。

虫の動かし方はそれぞれ独特で、特に「クワガタ」は、他の虫の上を移動して下の虫の動きを封じます。
また、封じるだけではなく、タイルを置く条件(自分の色のタイルにのみ面する面に新しいタイルが置ける)も満たすことが出来るので、女王の上に置くのが非常に強い。

早々に気付いて上手くクワガタを使おうとするも、そこは新平さんに一日の長があり。

他にm¥も隣接する虫の能力をコピーする「蚊」も強く、このあたりを中心に戦略を立てるのですが、どうしても2~3手終わると、手数の計算で勝ち負けが見えてしまいw

それでも、油断していたのか、新平さんにビギナーズラックで初戦勝利。2戦目も引き分けで調子にのっていたのですが、3戦目は簡単に負けて、1勝1敗1分、とりあえずそこで一旦止めておきました。

非常にリプレイ欲の強いゲームです。運もブラフもない、シンプルながらも「戦略のみ」と言っても過言ではないくらい考えることを要求されるゲームでした。2人で詰め将棋を考えているような間隔。
まあ、2人用のアブストラクト(情報完全公開)ゲームにはよくある形ですが、最近ここまで「フィーリングなし」ってゲームをあまりやっていなかったので逆に新鮮でした。

長考しがちなゲームですが、時間はかからないですし、箱を放棄すればコンポーネントも持ち運べるレベルなのでちょっとした時間にプレイするために持ち歩くのもアリかな?と。

購入検討ゲームに入れます。よろこんで。
4目並べより勝てそうですしw

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。