どうでもいい は なし

「調布のあな」のかんちょーこと、川口正志(本名プレイ)がお送りする
「どうでもいい話」or「どうでもいいは無し」
そんな毎日

★★☆

3Dまちがいさがし【1、2、3で見つけてね】

▼1、2、3で見つけてね ★★☆
(1,2,3! Now you see me...)
版元:HomoLudicus(テンデイズゲームズ)
著者:Perepau LListosella
IMGP3578

リトルエッセンで購入しやっとプレイ。
パッケージは英語ですが、日本語ルールがちゃんと入っている日本語版。

ゲームはいわゆる「まちがい探し」

手番プレイヤーは4種類ある動物の形をしたコマを任意の数ざっくりと握り、そのまま20~30cmくらいの高さからテーブルに落とします。
このときコマの数が10~15個でなくてはならず、この数より多かったり少なかったりした場合、他のプレイヤーはが指摘をすることで、指摘したプレイヤーに点数が1点入り、 手番プレイヤーは再度コマを握るところから始めます。

無事にコマの数が範囲内で、コマがばら撒かれたら、手番プレイヤー以外のプレイヤーは10秒間でコマの配置を憶えて目を閉じます。他のプレイヤーが目を閉じたのを確認し、手番プレイヤーは「コマの追加」「コマの減少」「コマの移動」「コマの交換」のいずれかが書かれたアクションカードを1枚、山札から引いてその指示に従います。

アクションが終わったら全員目を開け、どの動物コマの配置が変わっているのかを手札で宣言し、正解していたら正解したプレイヤーは得点し、全員が間違ってしまったら手番プレイヤーの得点となります。 

これを各プレイヤー3手番終了した時点で最も多く得点していたプレイヤーの勝利です。

今回は、先日「びすとろモチゴリラ」でのゲーム会にて4人でプレイ。

IMGP3546

まず最初の10~15個のコマを握るところから微妙に難しく。
少ないとゲームが簡単になってしまいそうなので多めに握りたいところですが、そのつもりで握ると簡単にオーバーしてしまい、オーバー後の掴み直しは慎重になって少なく握ってしまったり。

ゲームは数の増減系はカウントしていれば大体わかるため簡単、反面、移動と入れ替えは結構厄介でぱっと見解らないこともしばしば

たとえばこんな感じで

▼変更前
IMGP3545

▼変更後
IMGP3547
 
これは簡単な例。 わかりますよね?結構かんたん。

でも実際やってみるとテンパってわからないことも結構あったりでそこそこ点差が開くように。
気付けば圧倒的に一人負けしていましたw
こういうゲーム本当に弱いなぁ

----所感

まあ、一言で言うと子供向けです。
ルールがかなりザックリしていますし、お題の難易度はアクションカードの引き運に依存するため運任せ。あまり勝ち負けにこだわるようなゲームではありません。

年末年始に親戚の子供と遊ぶには良いゲームなんじゃないでしょうか。 あとは、お酒でかなり判断力が鈍っているときなどw
オトナがシラフで楽しむのなら、記憶時間を10秒から2~5秒くらいに削減すると少し緊張感が出るかもしれません。 オススメ。

そんな感じで、今回も「どうでもいい話」でした。

ではでは :-)


 

見た目がとってもアメリカン【ダイスデビル】

▼ダイスデビル ★★☆
(Dice Devils)
版元:Kosmos
著者:Reinhard Mensen
IMGP2401.jpg


頒布会で到着し、暫く棚のこやしに(1回だけ調布に持っていったかな?)なっていたダイスデビル。
その濃ゆいオッサンデビルの箱絵にそそられつつも、プレイした方々の微妙な顔が印象的で中々優先度が上がらなかったゲームです。

今回は、オリグチさん、あみんさん、蒼穹さん、私の4人でプレイ。

ゲームはダイス勝負の簡単なギャンブルゲーム。ダイスを2個振ってより多くの目を出したプレイヤーが勝利点を得ます。ただし、6種類いるデビル達は各自さまざまな能力を持っており、その能力を駆使して戦うことになるのです。

ゲームの流れとしては、賭けの対象となる1~3点のアイテムチップを3枚めくって、各プレイヤーはダイスを振り、自分の振ったダイスの目を確認したのち、好きなアイテムチップに賭けて行きます。
同じチップに誰も賭けなければそのままそのアイテムチップはプレイヤーのものになりますが、賭けがバッティングした場合、それぞれのダイスの出目勝負となります。引き分けなら振りなおし。
ダイス勝負に勝つとアイテムチップを獲得し、また相手のデビルと自分のデビルを交換することもできます。
基本はこれだけです。

まず各プレイヤーがどのデビルを担当するか決めます。
基本的には小さい数字のデビルが強くて、大きい数字のデビルが弱い感じです。

4人プレイだと以下の4つのデビルを使用するとルールにあったためその通りにしました。

1.ダイスを3つ振ってそのうち大きい目2つを採用して出目とする
2.同じアイテムチップに賭けた自分以外のプレイヤー全員のダイスを振りなおさせる
3.勝負に勝利した場合、負けたプレイヤーから1点のチップを1枚奪える
4.「1」のデビルが使わなかった一番小さいダイスの目を出目に足すことが出来る

4が一見強そうに見えますが、4はダイスメが1~4しかないダイスを使用するため基礎数が低いです。

最初は、オリグチさんが「1」、あみんさんが「2」、私が「3」、蒼穹さんが「4」のデビルでスタート。
「1」のデビルの能力は強そうで中々勝負に行けず……なんとなくお茶を濁していると、あみんさんが先陣切ってオリグチさんに突っ込んでいきますw

あみん「んーじゃあ勝負しよっかな」

こんな感じの軽いノリでw
上官だったら一生付いていくレベルの男前。

しかし、敢え無く散る あみんさんw
オリグチさんはここでデビルの交換を選択。

オリグチ「これ2の方が強そうですよね?」

確かに。運の要素は一緒でも、勝敗を確認してから行動できる分有利かもしれない。「2」強いかも……
案の定、オリグチさん能力を上手く使って高得点のチップを稼いでいきます。

私は、あみんさんに挑んで敢え無く撃沈するも

あみん「他のもやってみたいから交換!」

(え?「1」くれるの?w)

図らずも「1」のデビルをもらえたので、私はゲーム終了まで「1」のままw
これが結構なダイス運で、必ずと言っていいほど毎回1の目が1個出るw

つまり「4」のデビル持ってる蒼穹さん涙目w
あみんさんに至っては「4」も試してみたいから交換!と言って「4」でプレイするものの、私がダイス目で1を出し続けるものですから「やっぱりこれ弱いね」と言って、蒼穹さんに勝利したときに返却するという。

すいませんマイナス方向にダイス運があってw

ゲームが終わってみれば、チップの数はトップなものの、合計点では、大き目の点数を多く持っていたオリグチさんと同点1位でした。


うーん……非常に大味ですねw
アイテムチップの内訳的に賭けの対象があまりかぶらず、それでも一箇所は被らせないといけないので、「とりあえず」で勝負する場面の多いなんかモヤっとしたゲームになってしまいました。

デビルの能力も大味で、運ゲーなのは否めずw
まあ、ダイスゲームなので運ゲーはその通りなのですが、もうちょっとコントロールできると良かったかなと。

コンポーネントは抜群に良いです。
特にダイスカップは非常に可愛いので、これだけ商品化したらいいんじゃないか?とすら思いました。

IMGP2400.jpg

後ろ姿がプリティ!

6人でプレイしたらまた印象が違うのかもしれません。
一度大人数でプレイしてみたいです。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。

ジャングルっぽいBGMがまたイカス【モンキーシャッフル】

▼モンキーシャッフル ★★☆
(Hang in There!)
版元:アガツマ(Milton Bradley)
IMGP2267.jpg


ヤフオクを眺めていたら、このゲームを見て直感的にビビっときて、でもヤフオクで買わずにamazonの方が安かったのでamazonで買ってしまった(笑)という電池を必要とする電源ゲーム。

回転するヤシっぽい木を上手く上下させてサルをより多くゴールまで導いたプレイヤーの勝利。

akiさんと私の2人でプレイ。

IMGP2266.jpg


もう見たまんまw

木の根もとの葉っぱみたいなレバーを下に押し込むと気の葉の部分が競りあがって中央の木に移れたり、中央の木から回収できたりします。

また、相手の妨害が簡単に出来てしまうので、「相手のサルを落としてしまったら引き取ってマイナス点とする」というルールを追加しました。これでよりエキサイティングに!

単純なゲームなので余裕かまして臨んだところ、最初は意外に難しくて全然木から木へ移動が成功しません。
一応5分の時間制限があって、時間が来ると強制的に終わってしまうためゆっくりもしていられず……

1回目は2人とも全くゴールできずw

だんだんコツが解ってきて次々にサルを上手く移動できるようになると、今度は欲張りすぎて相手のサルを邪魔してしまいペナルティ……ん?これ面白いw

2人とも基本無言で、上手く行ったときだけ

「よし!よし!」

と感嘆を挙げるくらいで黙々と真剣プレイ。楽しいw
何回プレイしたか覚えていませんが、かなりリプレイしていたと思います。
結構な中毒性。

▼今回のクライマックス ミスったけどギリギリ助かるの図
IMGP2264.jpg


本当に単純なゲームで、ルールなんてあってなしのごとく。

今回のようにある程度縛りを設けないとゲームが破綻しますが、補って余りある非常によく出来たギミックと、クルクル回る木がたまに逆回りになったりする適度なゲーム性もあり、楽しさに繋がっています。

これが1,200円程度(+送料)で手に入るって言うんですから、お買い得にもほどがあるというものです。

ガチガチのユーロゲームもいいけど、たまにはこういう癒し系も大好きw

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

リアルな動きにワクワクが止まらない!【ごきぶりキッチン】

▼ごきぶりキッチン ★★☆
(Kakerlakak)
版元:Ravensburger
著者:Peter-Paul Joopen
IMGP2232.jpg


ゴキブリを題材としたゲームは数あれど、実際に動かしてしまったゲームはそうそうないわけでw
メビウス便で届いた「ごきぶりキッチン」は、そんなありそうでなかった動くゴキブリゲーム。

ボードは箱をそのまま使う形になっていて、ボード上の四隅のボックスいずれか1つを1人が担当。
フォーク、ナイフ、スプーンの3種類の壁を上手く回して道を作り、動くゴキブリを自分の担当するボックスに入れれば得点。最初に5点獲得したプレイヤーの勝利です。

各プレイヤーがすることは、手番が来たらダイスを振って、ダイスの出目に描かれている「ナイフ」「フォーク」「スプーン」いずれかを90度回します。これで道が出来るわけです。
「?」が出たら何を回してもOK

ルールはたったこれだけ。
いいんです!ごきぶりの動きが面白いので、いいんです!w

IMGP2229.jpg



とりあえず、ボードを4人で囲って
中央で壁に向かってカサカサしているゴキブリの動きを見て楽しみますw

「いやーすごいね」

という半笑が交じった感嘆を口にしてスタート。
手番ではダイスを振って一ヵ所回転させるだけですが、なんせゴキブリが常に動いているのでどこを回せばよいか悩ましいところ。

絶対に自分有利な動かし方はなく、ゴキブリが予想外に逆方向に行ってしまえば、良いトスになってしまうため上手く誘導するのは非常に難しい……

ただ、あまり手番で時間を費やすとゴキブリの動きを様子見る形になってしまうので、直感的にすばやくアクションをするようにルールブックにも書いてあるため、周りにも促す。
そうするとなんとも慌しいゲームにw

結局、上手くゴキブリを誘い込めずに大負け。勝ち方が本当にわからないゲームでしたw


非常に大味w

ゲームとして面白いか?と言われれば間違いなく「面白い」んですが、システムとしてよく出来ているか?と言われれば「正直微妙」といわざる得ません。

しかし、その大味なシステムを補ってあまるくらいゴキブリの動きが秀逸ですw

このゴキブリが単体で売っていないのか?と本気で思いましたが、メビウスママさんより情報を貰い、単体で売っていることを知りました。結構有名?なのかな??

ちょっとゴキブリだけ大量に仕入れて走らせたいです。
そんな気にさせるゲームでした。

子供には受けそうなので、お子様の居るご家庭では重宝するかもしれません。題材がゴキブリな点を除けばw

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

隠れすぎてて全然見つけられない(涙)【葉っぱでかくれんぼ】

▼葉っぱでかくれんぼ ★★☆
(Die verzauberten Rumpelriesen)
版元:Drei magier
著者:Carlo Emanuele Lanzavecchia & Walter Obert
IMGP2008.jpg


6月のメビウスさん入荷の新作。
メビウス頒布会は、頒布会ゲームの他にも追加で新作を先取りできるのが嬉しいです。
全部買うわけではありませんが、気になったものはお願いする感じです。

この「葉っぱでかくれんぼ」も、ニュンベルクの情報や、海外のショップの新作情報で気になっていたゲームのひとつだったのでお願いしました。

IMGP2006.jpg


葉っぱでかくれんぼは、棒を使って巨人のコマを倒さないように、且つ、葉っぱを落とさないように、葉っぱの下に隠れている妖精を掘り当てるゲームです。

ルールは簡単で、手番が来たらお題となるカードをめくり、砂時計をひっくり返します。
砂時計を動かしてもすぐに探索できるわけではなく、必ず

「蜘蛛の糸とカエルの脚、巨人よ眠れ」

という呪文を叫んでからでないと探索できません。そういうルールw

探索は、カードに描かれている妖精と同じ妖精を探します。時間内に妖精を見つけたらカードを表のまま手元に獲得し、葉っぱを均して次の手番のプレイヤーへバトンタッチ。

もし、時間内に妖精を見つけられなかったり、巨人を倒してしまったり、葉っぱを落としてしまったり……要は失敗した場合は、やはり葉っぱを均した後、ボードを90度回転させて次の手番のプレイヤーへ渡します。

これを繰り返し、お題カードが無くなったらゲーム終了。解決したカード枚数の多いプレイヤーの勝ちです。

今回はakiさんと2人でプレイ。

アクション自体は非常に簡単なゲームですが、これが意外と妖精をみつけられない。
オマケに、巨人を倒さないように立ち回るのも意外に難しくて、2人とも全くカードを獲得できない。

また、最初の呪文が曲者で、覚えてしまえばなんてことは無いのですが、ただでさえ短い時間がロスするのでだんだんと早口大会にw そのうち

「いま、カエルじゃなくてカニって言ったでしょ?」

なんて指摘されるようになったり。端折りすぎてもダメw
また、探すべき妖精は、どの妖精もいくつか非常に似ているものがあって紛らわしく「あそこで見たんだけどな?」なんて思っていても、実は違う妖精だったなんてこともしばしば。

途中まで2人とも全く妖精が見つけられなかったのですが、こういうゲームはどちらかと言うとやはりakiさんが得意で、妖精2人の先行を許してしまう。

負けじと私も2人見つけましたが、そのころにはakiさんも3人目を見つけていて程なくゲーム終了。
akiさんの勝利となるのでした。

見た目非常に可愛いし良い感じなのですが、見た目の盛ったコンポーネントとは裏腹にゲーム自体はかなり地味ですw
妖精探しも結構難しく、棒で葉っぱを避けるアクションも思ったより難しいので、純粋に子供がプレイするには、アクションが難しいかもしれません。

あとは、妖精が解りにくくて探しにくく、これは難易度を調整した結果なのでしょうが、あまり記憶勝負にならないので見つけたときの爽快感が薄いのが残念。

ただ、単に葉っぱを避ける作業だけでも楽しい気持ちになりますので、機会があれば是非。

そんなこんなで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。

 
調布のあな
次回の「調布のあな」は
8月15日(土)開催となります

詳細&参加表明はコチラ
↓↓↓
http://twipla.jp/events/154272
ただいま紹介期間中です



【調布のあなスケジュール】

・第55回:2015年 8月15日(土)

・第56回:2015年 9月 6日(日)

・第57回:2015年10月11日(日)

・第65回:2016年 4月 9日(土)

・第66回:2016年 5月14日(土)

記事検索
オークション
アクセスカウンター
  • 累計:

RSS
Twitter プロフィール
ギルティギア界のそらい館長であり、「調布のあな」のかんちょーです。今は監査のお仕事…でも人を楽しませる仕事にしか興味アリマセン!カピバラさんには超思い入れアリアリアリーデヴェルチ!最近すっかりボドゲ野郎、あとお酒があれば本望!知り合い及びorそらい館知っているという方はリプライ下さい~フォロー返します