どうでもいい は なし

「調布のあな」のかんちょーこと、川口正志(本名プレイ)がお送りする
「どうでもいい話」or「どうでもいいは無し」
そんな毎日

★★★★☆

アイディアが秀逸過ぎる名作【サンファン】

ボードゲームの傑作として広くプレイされている「プエルトリコ」をカードゲームにしようというコンセプトで生まれた「サンファン」

私はプエルトリコはどうも苦手なのですが、反してサンファンは非常に好きなゲームのひとつです。

▼サンファン ★★★★☆
(San Juan)
版元:メビウスゲームズ(alea/Ravensburger)
著者:Andreas Seyfarth
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プエルトリコの世界観と基本的なエッセンスはそのままに、カードゲームという手軽さと、建物=お金という斬新なシステムで全くの別ゲームとなっています。

ゲームは簡単で、各プレイヤーは手札として4枚の建物カードと、1枚のインディゴ工場(建設済)を受け取りゲームスタート。

手番では「建築士」「監督」「商人」「参事会議員」「金鉱掘り」いずれかの職業を選択し、アクションを行います。
アクションは手番のプレイヤーだけではなく、全てのプレイヤー行うことができますが、手番のプレイヤーには少しメリットが与えられます。

これを繰り返して行き、誰かが12個建物を建築したらそのターンでゲーム終了です。

すごいザックリ書いたw

このゲームの凄いところは前述したように「建物=お金」というシステム。
全てをカードで補おうというともすれば欲張りなやり方ですが、それをうまくまとめたうえで、ジレンマをプラスしています。

「この建物、建てたいけど、建てるためにはコッチの建物捨てないといけない」

みたいなジレンマを。

一方で、商人のアクションは売却上限が撤廃され緩くなっていたり、勝利点の概念が無くなっていてアクションも減っていたりと、削れるところは削ってライトに仕上げられています。

故にプレイ時間もそこまで長くなく。

今回、久しぶりにプレイしたのですが、序盤、良い建物が全く来ず、建築を2回スルーしてしまったため、建築数に開きが出てしまい(このゲームは得点のほぼ全てが建築による点数)そのまま順調に建物を建てたプレイヤーが勝利していました。

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このゲームの若干残念なところは、最終的に建築ゲームなので、序盤に手札が悪く建築が思うように出来ないと、後半伸びることもないので早い段階で沈んでしまうところでしょうか?

とはいえ、ゲーム時間が短いので繰り返しプレイにも耐えられますし、毎回展開が変わるので長く楽しめると思います。

持っていて損は無いかと。

言語依存が結構高いので、日本語版がやはりお勧めです。
いつまで在庫が持つかわからないので、購入はお早目に~

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

遂に日本語版発売【テラミスティカ】

昨年のEssenで発表になった「四天王」(と勝手に呼ばせていただいている)のひとつ「テラミスティカ」が早くも日本語版発売!ということで、発売記念ではありませんが、単独でのプレイ記をつけていなかったので改めて書こうかなと。

▼テラミスティカ ★★★★☆
(Terra Mystica)
版元:Feuerland Spiele
著者:Jens Drogemuller & Helge Ostertag
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インストだけで40分以上かかるほど膨大なので、内容については簡潔に。

「よく出来たエクリプス」
「キングダムビルダーとハンザテウトニカを足して2で割ったようなゲーム」

などといわれる本作ですが、確かに挙げられたゲームの雰囲気を持ちつつ、全く新しいプレイ感覚を持つゲームとなっています。

ゲームは全6ラウンド。
1ラウンド内でのアクション数は決まっておらず、各プレイヤー1アクションずつプレイして行き、全員することが無くなってパスした時点で1ラウンドが終了となります。

各プレイヤーは個性豊かな14の部族から1つを選び、部族の発展を目指し、領土を広げるために奔走。
基本的には土地の変換(開梱)と建築で領土を広げる陣取りゲームですが、他の部族と土地が隣接することでメリットがあるため、協調路線も求められるめずらしい作品です。

また、土地の拡大以外に宗教の概念もあり、4つの信仰対象(風・土・水・火)の教団それぞれに付いて、信仰心によるボーナスがゲーム終了時にあります。

最終的に、領土の拡大に対する広域ボーナスと教団ボーナスを加算して、一番得点を獲得したプレイヤーの勝利となります。

▼メインボードと教団ボード
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▼部族を表す個人ボードにも要素が盛りだくさん
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昨日は4名にてプレイ。

私以外初プレイと言うことで、初心者向けの「ウィッチ」「マーメイド」「遊牧民」「ハーフリング」の4枚を用意したつもりが、1名、遊牧民ではなく裏の行者を選んでいてちょっと申し訳なく。

インストやはり50分ほどかかり、聞いている側にかなりインスト疲れが見え申し訳ない感じでしたが、始まってみると皆イキイキプレイしていました。よかった。

私はいつもの(?)ハーフリング。

▼「戦闘力たったの5、ゴミめ」と言われそうなビジュアル
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修道士コマが貰えるボーナスタイルをゲットし、更に1ターン目で魔力を消費して修道士+1。
これを原資に鋤のレベルを2段階上げMAXとし、ハーフリングとしてのプレイ準備OKといったところ。

行者の近くに土地が1つあったので、陣取りが心配でしたが、行者の土地が分散しており、中盤以降まで他方の土地を広げられていたのでなんとか競合せずに順調に領土を広げる。

一方マーメイドは、船のレベルを3まで上げ、明らかに広域ボーナス狙い。まあ、そういうキャラなので正しい運用。初プレイとは思えませんw

このゲーム、土地が隣接していると教会の建設コストが下がったり、他のプレイヤーが建設や改築をした際に魔力の恩恵があったりするのですが、じゃ版徹底的にマークされていたのか?魔力ボーナスは得られず。
こちらはどんどんと家を建てるプレイなので上げてばかり。

終盤もらえるようになる頃には、建物が多すぎてマイナス点惜しさに魔力が貰えないという悪循環w

「魔力もらえますけど要りますか?」

という声をかけることがあっても、あまり掛けられることがありませんでした。
むむむ。

その原因のひとつとして、比較的領地を広げやすいウィッチのプレイヤーが、一人で全く別の土地を広げていて隣接のチャンスが少なかったこともあります。もうちょっと積極的に擦り寄って置けばよかったw

領土拡大&建築改築に手一杯だった私は、信仰心に関しては完全に捨て。

私以外のプレイヤーは積極的に信仰心を獲得し最終的にトップレベルに2人到達していました。
こんなに教団が賑わうゲームも珍しくw

結果的に、教団ボーナスでかなり追い上げられましたが、広域ボーナスを得られたことと、中盤で細かく稼いでいたお陰で123点。なんとか勝つことが出来ました。

一緒にプレイされた3名の方々みなさんに「面白い」と言っていただけてよかったです。
「これは買いだ」とも言っていただけました。

テラミスティカは要素が多い割りに、その要素がちゃんとまとまっている&部族によって方向性がかなり絞られるのでプレイ感はそこまでゴチャゴチャしてないんですよね。

欠点と言うわけではありませんが、惜しむらくはその部族ごとのテーマが強すぎるため、少なくとも1回はプレイして部族のテーマを理解してからが真のスタートラインとなる点。
部族のテーマを理解して完遂して大体100点くらいのバランスで組まれているようです。

ここから点数を更に伸ばすには、今度はラウンドごとの状況把握が必要になり、かなり経験地の差が出るゲーム。
そういう意味では、経験者と初心者とでカジュアルにプレイするのは難しいかもしれません。

とはいえ、点数が伸びないが故のるプレイ欲も勿論ありますので、いろいろな方にプレイしていただきたいなと。
探求してほしいなと思います。

来週にはまたテンデイズさんに再入荷するそうですし、4月10日頃には全国のショップにも出回るようですので、興味のある方は是非。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした。

ではでは。

■テンデイズゲームズ「ティラミスティカ」販売ページ
 

レーザーが見えてくる!?【ブラックボックス】

先日、まんまるへお邪魔した際に、2次会(?)のファミレスでRaelさんが取り出した2人用アブストラクト「ブラックボックス」をプレイさせていただきました。

▼ブラックボックス ★★★★☆
(Black Box)
版元:バンダイ
著者:Eric Solomon
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出題者側と回答者側に分かれ、出題者側は8×8のマスのいずれか5マスを予め選びます。
回答者は、出題者が選んだマスがどのマスであるか当てるゲームです。

やることは簡単で、回答者は外枠の好きな数字を指定します。指定された数字からは「レーザー」が発射され(る体ですw)出題者はその数字から出る「レーザー」がどのような軌跡を辿ってどうなるか?結果を宣言します。

レーザーは、出題者が指定したマスの角に当たると90度屈折し、直撃すると吸収されます。
屈折した場合は屈折した結果辿りついた外枠の番号を出題者は宣言します。吸収されれば「吸収」と宣言します。
また、指定したマスとマスの間に1マス空きがある場合、その空きマスにレーザーが当たると反射して元の場所へ戻ってきます。この時は出題者は「反射」を宣言します。

これを繰り返し、ヒントを基にどのマスが指定されているのか回答者は考えるんですね。

見事、確定の宣言をして全て当てることが出来ればヒントの数(画像のピンの数)だけマイナス点を受け取って終了。もし当てることが出来なければ外したマス数×5点のマイナスをヒント数のマイナスにプラスします。

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これを交互に行い、マイナス点の少ない方が勝利です。

全くの始めてだったため、今回は1ゲーム目をお試しで4マス指定とし、2ゲーム目で本来の5マス指定にする形で2ゲームプレイしました。

とりあえず回答者は私から。

手さぐり&Raelさんのヒント発言を頼りに指定されたマスを探索する私、その探り方が正解かどうか正直全く分からなかったのですが、時々「その手いいね!」と言って貰えることに内心ウキウキw

なんとか正解を導き出すものの、11本のヒントピンが立ちマイナス11点。
対するHTPさんは、8ヒントで早々とクリアしマイナス8点……かなりヤバいw

2問目は5つマスを当てなければならなかったのですが、4つのマスまで絞ったところで全てのレーザーの軌道が成立してしまい、残り一個がどこにあるか全くわからず……
とりあえず成立する場所を選んで宣言をしてみるものの、大ハズしでマイナス5点貰う結果に。
ヒントピンも18本ありマイナス23点。

一気に大ピンチw

ここで攻守交代してマス選び。1回目は適当に配置したのですが、2回目はちょっと軌道が読みにくくなるよう屈折が重なる配置に。

結構うまく配置できたようで、序盤「吸収」を連発するHTPさん。
吸収はヒントとしては薄いので攻めあぐねている模様。

それでも3つは早めに確定され、ヒントもそこそこに確定宣言をするHTPさん。結局、残りの2個は間違っており、これだけでマイナス10点!!
逆転行けるか?!と思いましたが、最初のゲームのマイナスが利いていて僅差で負けてしまいました。HTPさんの勝利。

いや、これ本当におもしろいです。

2人用なのでゲーム会にはあまり向かないかもしれませんが、拘らなければ紙とペンだけで出来るので、旅先などで時間をつぶすのに絶対良いと思いました。

バンダイのコンポーネントも素敵でしたが、バンダイ製の希少品なんて贅沢言わないので一つ欲しいところです。

とりあえず当面は、紙とペンで代用して誰か捕まえて遊びたいと思いますw

ということで、今回も「どうでもいい話」でした。

ではでは。


 

シンプルながら熱い戦い【冷たい料理の熱い戦い】

以前、エッセンへ行ったときに購入して未プレイだった「冷たい料理の熱い戦い」をakiさんと2人でプレイ。

▼冷たい料理の熱い戦い ★★★★☆
(Die Heisse Schlacht am Kalten Buffet)
版元:Ravensburger
著者:Alex Randolph
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各プレイヤーは任意の色のマーカーを取り、ボードのスタート位置へ。
ボードは21個のマスが環状に並んでおり、一周すると中央にある得点タイルを得ることができます。

手番が来たら3つあるダイスのうち1つを振り、出た目の数だけマス目を進むか、もう1つダイスを振るかの選択。
もう1つダイスを振ると、出目の合計×ダイス数分マスを進むことができますが、出目の合計が8を超えてしまうとアウトとなりスタート位置まで戻らなければなりません。ここがギャンブルポイント。

最初のダイスで1が出るとラッキーで、3辺りだとかなり悩みますw

また、他のプレイヤーと同じマスに止まると、先にあるプレイヤーマーカーに後から来たプレイヤーマーカーを重ねることができ、下のプレイヤーマーカーが移動する際に一緒に移動できるようになります。
この際に得点マスを通過してしまうと獲得する得点タイルは上に重なっているプレイヤーに持って行かれてしまうので非常に残念な結果にw
このシステムもなかなか熱い!

ゲームは中央にある得点タイルが無くなったら終了です。

今回は2人プレイなので、1人2色のプレイヤーマーカーを持ってスタート。
とりあえずダイスを振るのですが、当然1狙い。

「1出ろ1出ろ~」とお互いに念じながらダイスを振ります。

比較的小さい数字をコンスタントにたたき出すakiさんに比べ、どうにも中途半端or大きい数字を最初に出してしまい思うようにマスを進められない私(ぐぬぬ)

暫くは普通にすごろく感覚で進みましたが、徐々にマーカーが重なることが多くなってきて2人ともテンションアップ!

▼重なるマーカー達
IMGP0934.jpg


一周間近でマーカーが奇跡的に重なったり、欲張って8以上目をだして振り出しに戻されたり、ゲームの醍醐味であろう部分をしっかりと味わい阿鼻叫喚。

最後の最後でも、私がゴール直前に居て、最後の得点タイルを取って終わると思っていたら、後ろから来たakiさんにコマをピッタリ重ねられ、最後の得点を取られてしまうどんでん返し。
結果はなんとか勝ちましたが、点差は4点ほどで接戦でした。

いやーこれは面白い!
一時期プレミアがついてかなり高騰していましたが、それも納得です。

でも、なんかこのゲーム遊んだことがあるような?
得点タイルの絵に見覚えがあるんですよね……気のせいかな?

手軽でテンポよく、盛り上がりどころもしっかりあり、ただの運ゲーに留まらないちょっとした思考もスパイスとして存在するとても良いゲームだと思いました。

是非、機会があればプレイしていただきたい逸品です。

そんな感じで、今日も「どうでもいい話」でした

ではでは。


 
調布のあな
次回の「調布のあな」は
8月15日(土)開催となります

詳細&参加表明はコチラ
↓↓↓
http://twipla.jp/events/154272
ただいま紹介期間中です



【調布のあなスケジュール】

・第55回:2015年 8月15日(土)

・第56回:2015年 9月 6日(日)

・第57回:2015年10月11日(日)

・第65回:2016年 4月 9日(土)

・第66回:2016年 5月14日(土)

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ギルティギア界のそらい館長であり、「調布のあな」のかんちょーです。今は監査のお仕事…でも人を楽しませる仕事にしか興味アリマセン!カピバラさんには超思い入れアリアリアリーデヴェルチ!最近すっかりボドゲ野郎、あとお酒があれば本望!知り合い及びorそらい館知っているという方はリプライ下さい~フォロー返します